オリックスのファン感で吉田正尚選手会長が「連覇と日本一」を誓う

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2021年12月04日 20:50  ベースボールキング

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オリックスのファン感謝イベントで行われた「バーチャル御堂筋パレード」。手前左は中嶋監督、同右は吉田正=4日、京セラドーム大阪(代表撮影)
◆ 来季は本物のパレードを!

 25年ぶりのリーグ優勝を果たしたオリックスのファン感謝デー「Bs Fan-Festa 2021 supported by CRTM」が4日、京セラドーム大阪で行われ、選手たちがパ・リーグ連覇と果たせなかった日本一を誓った。

 ファン感のイベントは、「バーチャル御堂筋パレード」からスタート。大阪市の松井一郎市長が、かねてより「御堂筋をあけて待っています」と熱望していた、大阪市内の幹線道路の御堂筋を使ったパレードはコロナ禍で果たせなかったが、グラウンドに御堂筋の象徴的存在のイチョウの木を飾って御堂筋に見立て、BsGirlsらの先導で、中嶋聡監督と吉田正尚選手会長がオープンカーに乗って登場。ペナントや優勝トロフィーを先頭に選手が場内を一周した。

 吉村洋文・大阪府知事は「本当に強かった。日本シリーズ初戦のサヨナラ勝ちでは飛び上がった」と、選手らの健闘を称え、中嶋監督に「感動大阪大賞」を贈った。松井市長は「来年こそ、御堂筋パレードを日本一になってしてほしい」と、改めて祝賀パレードを熱望し、東京五輪の野球で金メダルを獲得した吉田正と山本由伸に「大阪市長特別表彰」を贈呈した。

 「全オリファンの心に残った選手たちに贈る『オリデミー賞 supported by CRTM』では、MVPにあたる「CRTM ヒーロー賞」に、クライマックス・ファイナルステージでサヨナラ打を放った小田裕也が選ばれた。また、主演女優賞には、長くBsGirlsを支え、今季で退くリーダーのCHALが選ばれ、約1万5000人のファンから盛んな拍手を浴びていた。

 そして最後には、吉田正が「25年ぶりにパ・リーグは制したが日本一は果たせなかった。来季は連覇と日本一を目指す」と挨拶し、1996年以来26年ぶりとなる日本一をファンに誓った。

文・写真=北野正樹(きたの・まさき)

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