トッテナムがリーグ3連勝! ルーカスのゴラッソなど3発、ノリッジに快勝

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2021年12月06日 00:58  サッカーキング

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トッテナムがノリッジを下した [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第15節が5日に行われ、トッテナムとノリッジが対戦した。

 就任後リーグ戦での無敗を維持するトッテナムのアントニオ・コンテ監督は、快勝した2日のブレントフォード戦からスタメンを1枚変更。エメルソン・ロイヤルが体調不良でメンバーから外れ、ジャフェット・タンガンガが右ウイングバックに入った。

 試合は10分、トッテナムが先制に先行する。敵陣中央で相手に囲まれながらボールを受けたルーカス・モウラは、“裏街道”で相手を一人かわし、さらにソン・フンミンとのワンツーパスで密集を突破。ペナルティエリア手前でリターンパスを受け取ると、軽やかな身のこなしで寄せた相手を剥がして前を向く。そのままフィニッシュを選択して右足を振り抜き、強烈なシュートをゴール左上に突き刺した。

 22分、トッテナムにアクシデントが発生する。セルヒオ・レギロンが左太ももの違和感を訴えてピッチに座り込み、ライアン・セセニョンとの交代でピッチを後にした。

 トッテナムはノリッジにボールを握らせながら、追加点の機会をうかがう試合運びに。39分、ルーカスのスルーパスに抜け出したハリー・ケインは、相手GKティム・クルルの位置を確認すると、ペナルティエリア手前からループシュートを狙う。しかし、これは枠を外れて追加点とはならず、トッテナムは1点のリードで折り返した。

 ノリッジは59分に決定機。ブランドン・ウィリアムズが左サイドを切り裂いてグラウンダーで折り返すと、テーム・プッキがシュート性の低いボールをゴール前に蹴り込む。ペナルティエリア中央でアダム・イダが合わせてコースを変えたが、枠を捉えることはできなかった。

 トッテナムは66分、マット・ドハーティの折り返しをペナルティエリア手前で受けたケインが右足を振り抜くが、ゴール右下を狙った鋭いシュートは相手GKクルルの好セーブに阻まれる。

 それでも、ホームチームは同場面で獲得した右コーナーキックから追加点を獲得する。ソンがアウトスイングのボールを蹴り込むと、ニアのベン・デイヴィスが頭ですらす。ボールは相手DFに当たってゴール前にこぼれると、反応したダビンソン・サンチェスが右足を振り抜き、ゴールに突き刺した。D・サンチェスのプレミアリーグでの得点は2019年2月のレスター戦以来、通算2点目となった。

 77分、トッテナムがノリッジを突き放す3点目を獲得する。B・デイヴィスがオリヴァー・スキップとのワンツーパスでゴール前に侵入し、グラウンダーで折り返す。ペナルティエリア中央で受けたソンは相手に寄せられながらもボールをキープ。右足を振り抜くと、シュートは相手DFのブロックを引き裂いてゴールに吸い込まれた。

 試合はこのまま終了し、トッテナムはリーグ戦3連勝で暫定5位に浮上した。ノリッジは5試合ぶりの黒星となり、ディーン・スミス監督就任後初黒星となった。

 トッテナムは9日にヨーロッパカンファレンスリーグでレンヌと対戦し、12日にプレミアリーグでブライトンと対戦する。ノリッジは次節、11日にマンチェスター・Uと対戦する。

【スコア】
トッテナム 3−0 ノリッジ

【得点者】
1−0 10分 ルーカス・モウラ(トッテナム)
2−0 66分 ダビンソン・サンチェス(トッテナム)
3−0 77分 ソン・フンミン(トッテナム)

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