リヴァプールを率いるエジプト代表FWモハメド・サラーの契約状況について、ユルゲン・クロップ監督がコメントした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在29歳のサラーは2010年にエジプトのコントラクターズでプロキャリアをスタートさせ、2012年にバーゼルで初のヨーロッパ挑戦を果たした。2014年にチェルシーに移籍すると、2016年からは完全移籍でローマに移籍。2017年に3400万ポンドでリヴァプールに活躍の場を移すと、強力3トップの一角としてチャンピオンズリーグ優勝やクラブ初のプレミアリーグ制覇など、複数のタイトル獲得に大きく貢献した。
今シーズンもここまでリーグ戦15試合に出場し13得点9アシストを記録。2位につけるリヴァプールを前線からけん引している。
そのサラーをめぐっては、現行契約が来シーズンで満了を迎えるため去就に注目が集まっている。レアル・マドリード移籍などが噂される一方、「それは僕の手には負えないし、クラブが望んでいること次第」としつつも「僕のフットボールキャリアの最後の日まで残りたいと思っているよ」と契約延長希望を示唆していた。
クロップ監督は今回、サラーの契約延長交渉について言及。話し合っていることを明かし、楽観視していると語った。
「我々は話し合いを続けている。モー(サラーの愛称)のような選手との契約延長は、アフタヌーンティー中に片手間でやって合意するものではない。これは完全に普通のこと。他に言うことは特にないよ」
「なにか聞かれたときにはモーが直接話すと思う。私から言えるのはほんの少しだけで、あとは公開できない。モーは大丈夫だ。もちろん私も大丈夫。私たちが望んでいるのはクリアーなことで、このようなことには時間が必要なんだ。それだけだよ」