森保監督、ウズベキスタン戦は「最終予選へのコンディション向上とメンバー選考に」

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2021年12月07日 17:18  サッカーキング

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日本代表の森保監督 [写真]=Getty Images
7日、来年1月21日の『キリンチャレンジカップ2022』ウズベキスタン戦に向けたメンバーを発表した森保一監督が、質疑応答に応じた。

 日本代表としてJリーグにクラブに所属する22名を選出した森保監督は、今回の選出意図について「今年のJリーグやこれまで我々の活動を通して、次のウズベキスタン戦に向けて日本を代表して戦うにふさわしい選手たちを選ばせていただきました。ウズベキスタンとの戦いを良い準備として、その後のアジアの(W杯)最終予選に向かっていくコンディションの向上とメンバー選考に繋がっていくかと思っています」とコメント。また全て“国内組”のメンバーで戦うことについては「私にとってもすごく楽しみです。海外でも多くの選手が活躍していますが、Jリーグで活躍する国内組の選手にも『まだまだこんなに良い選手がいるんだぞ』というところをこの試合の中で見せてほしいと思います」と期待を込めた。

 GKの選出が権田修一(清水エスパルス)と谷晃生(湘南ベルマーレ)の2名となったことについては「理由としては親善試合が1試合であること。まず1試合の中で、練習含めできるだけ余剰選手が出ないようにということで招集させていただいています。もし2試合あったら選手の交代枠の選択肢も増えるので、通常通り(3名)招集したかもしれませんが、紅白戦含め、余剰選手が出ないように22名にしています」と明かした。また、MF荒木遼太郎(鹿島アントラーズ)ら4名の初選出の選手については「代表経験が浅い、あるいは無い選手がいますが、その中で代表の活動に慣れてほしい、今後の成長に繋げてクラブで大きな存在感を放ってほしいと考えています。しかし、トレーニングは競争の場でもあるので、練習時間はたっぷりありますし、そこで試合に出られるパフォーマンスを見せてもらえれば起用できると思って自分の力で掴み取ってほしいと思います」と語っている。

 そして1月27日に中国代表と、そして2月1日にサウジアラビア代表との対戦を控えるFIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選やその先に見据える本大会については「W杯出場権を掴み取るため、これまでの継続路線はベースとして間違いなくありますが、新しく加わった選手や間が空いて招集させてもらった選手たちは、日頃の活躍を見てもっと戦力として成長してくれるという見方で招集しています。我々が親善試合をできるのはもしかしたらもう一回あるかどうか、という日程だと思いますが、最終予選へ向けて一戦一戦戦ってW杯の出場権を掴み取って、その後チームを見直してW杯に向かっていく流れができればいいのかなと思っています。今回招集させてもらえる選手以外にも、まだまだ同等の力を持っている選手や将来期待できる選手はいると思っていますので、できるだけ機会がある限り選手の発見・発掘をして、チーム作りに組み込んでいくというところはトライしていきたいです」と口にした。

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