冬に旬を迎える大根。おでんやサラダ、煮物などさまざまな食べ方で楽しめますよね。みなさんは大根を買うとき、どのような点を見て選んでいますか？ せっかく買ってきた大根を輪切りにしてみたら、スカスカでガッカリした経験もあるかもしれませんね。おいしい大根を買うためのポイントは、どのような点なのでしょうか？
参考：農林水産省 冬に旬を迎える野菜って？
おいしい大根を手に入れるには？
大根を買うときは、荷物がずっしりと重くなりますよね。たいへんな思いをして買ってくるのですから、みずみずしくておいしい大根を選びたいと思いませんか？ まずは大根を選ぶポイントと、保存方法をご紹介しますね。
葉に注目！
大根が新鮮かどうかを見分けるには、まず葉に注目してみてください。葉つき大根の場合は葉の先を、葉がカットされている場合は葉の切り口をチェックします。葉や葉の切り口がみずみずしいものを選ぶと、大根の状態もみずみずしいものが期待できます。また根が太くて重いもの、表面は白く張りやツヤがあるものを選びましょう。
みずみずしさを保ったまま保存する方法は？
大根は乾燥を防いで保存すると、水分が失われずにおいしく食べられます。気温が低い季節なら大根を新聞紙に包みましょう。直接、風が当たらないところであれば1週間保存できます。また冷蔵庫で保存するときは、大根の切り口をラップで包んでください。切り口を上にして、野菜室で保存するのがオススメです。
葉つき大根を購入したときに気をつけること
葉つきの大根は葉をカットして売られている大根に比べ、日持ちが期待できます。しかし葉がついたまま保存すると、大根に蓄えられている養分が葉に取られてしまうのだとか。大根の葉はなるべく早く切り落としておくことをオススメします。
参考：北陸農政局 今月の園芸特産作物 10月だいこん
葉がついた大根を入手！おいしく食べられる方法を教えて
ママスタコミュニティには、葉つきの大根を買ったママからこんな投稿が寄せられました。
『みじん切りにした大根葉を塩漬けにしたんだけど、苦くて食べられない。苦味を取っておいしく食べられる方法を教えて』
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ふりかけや和え物にしたら？
『ゆずを絞って、ジャコと和える』
『おろししょうがと混ぜて、醤油をちょっと垂らして食べる』
『塩抜きして絞ってから、ごま油で炒める。しょう油とみりんで味つけ。仕上げにカツオ節を混ぜたら、大根葉のふりかけのできあがり』塩漬け大根の葉を使って、ふりかけや和え物にしているママがいるようです。塩漬けにした大根の葉を塩抜きしてから別の味つけをすれば、苦味を感じずに食べられるかもしれません。大根の葉を炒めてふりかけにしておけば、お弁当に彩りを添えたいときには重宝しそうですね。
混ぜご飯がオススメ
『梅肉とおかかと大根葉で混ぜご飯』
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『大根葉は熱湯でさっと茹でて、水気を絞ったら細かく切る。しょうがは皮をむいて、みじん切りに。フライパンにごま油を熱して大根葉としょうがを炒め、ちりめんじゃこと濃口しょう油、酒を加えて汁気がなくなるまで炒めて煮る。フライパンで炒めて煮た具材と白ごまを加えて、ご飯に混ぜれば混ぜご飯の完成』大根の葉を使った混ぜご飯がオススメ！ と教えてくれたママもいました。葉物野菜が苦手なお子さんも、混ぜご飯に入っていれば、抵抗なく食べられるかもしれません。ママたちが教えてくれた混ぜご飯レシピ。どちらもおいしそうですね。
筆者が作る大根の葉を使った混ぜご飯
筆者も葉つきの大根を見つけると、決まって混ぜご飯を作ります。わが家で作る混ぜご飯に必要な材料は、大根の葉1本分とかまぼこかちくわなどの練り製品、味つけ用の塩の3つです。
まず大根の葉を5mm幅くらいに切り、かまぼこも5mm幅くらいの短冊切りに。フライパンでごま油を熱し、大根の葉を炒めます。大根の葉がしんなりしたら、かまぼこを入れサッと炒め、塩で味つけをします。塩加減は味見をしたときに、しょっぱいと感じる程度がオススメです。あとは炊き立てのご飯に炒めた大根の葉を混ぜ合わせたら完成！ 仕上げにお好みで白ごまをふりかけてもおいしいですよ。大根の葉を入手できたら、ぜひお試しください。
後編へ続く。
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