ノンスタ石田、吉本・岡本社長に呼び出され「あ、クビや」と覚悟 なりゆきにナイツが仰天「立場が変わった!」

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2021年12月07日 17:22  Techinsight Japan

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自らの環境を「自由度が高くなっている」と明かした石田明
お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が昨年、吉本興業の岡本昭彦社長から呼び出されて一対一で会談したという。このほどナイツ(塙宣之、土屋伸之)のラジオ番組にNON STYLEがゲスト出演した際、石田が岡本社長から呼び出しを受けて「あ、クビや」と覚悟したことを振り返ったところ、緊迫感漂う対面からの顛末を聞いてナイツが「えぇ」「なにそれ」と驚いた。

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吉本興業の岡本社長と言えば、2019年7月22日にお笑い芸人による闇営業問題をめぐり行った謝罪会見が思い出される。会見によって収束するどころか吉本興業の企業体質が問われることとなり、芸人たちがSNSで反論したり不満を漏らす事態になった。いわゆる“吉本興業のお家騒動”だ。NON STYLEの石田明は社長が会見した後、Twitterで「地獄スゴロク」とたとえて「全員傷まみれ&信頼関係ぐちゃぐちゃ&タイムロス&恥部大放出でふりだしに戻る」とイメージしたうえ「大マイナスやん…」と酷評した。

12月6日放送の『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)で「最近、僕は自由度が高くなっているんですけど…」と環境の変化に触れた石田明。「去年、岡本社長に呼び出されまして…」とその経緯を話し始めた。社長がコンビやマネージャーと数人で会食することはあっても2人きりで会うことは異例だという。石田は一対一で話したいと言われた時、“お家騒動”についてインタビューを受けていろいろしゃべったことが脳裏をよぎり「あ、クビや」と直感したそうだ。


指定された場所に向かい、広い部屋の真ん中に置かれたテーブルで待っていると岡本社長が入ってきた。「すみませんでした」と詫びる覚悟でいたところ、逆に社長が「NSCを変えてくれ!」と頼むではないか。以前に石田明はブログで「ぼくたちは吉本の養成所NSCに通っていなかったので明確な同期はいない…自己申告で大阪22期と東京5期と同期だと言うことにしている」と綴っていた。岡本社長はその石田に「NSCを変えてくれ!」とカリキュラムの作成や講師の人選まで任せたという。

クビを覚悟していた石田を実は岡本社長が頼りにしていたという顛末に、塙宣之は「漫才師というかお笑いを強化したいということ?」、土屋伸之は「そんなことやってんの今?」と驚きを隠せなかった。

ちなみに『NSC東京』Twitterで、講師・石田明が27期のトリオ・青いデルタ(カメ・ワタコ・トミー)をレッスンする様子を「椅子を立ち上がるくらい熱のある指導してくださいました!」と紹介している。青いデルタは今年の『キングオブコント』さらにNSC大阪44期生・軍艦は『M-1グランプリ』で準々決勝まで進んでおり、石田はナイツの2人に「たまたまやと思うけど…」とNSC在学生がそこまで実績を残したことをアピールしていた。


かつては石田が4年にわたり構想した舞台のプロットを打診しても相手にしてくれなかった吉本興業が、NSCで結果を出したことにより何を言っても「やったらええがな」と聞き入れるようなったそうだ。環境の変化をプロ野球好きな塙が「巨人の配置転換で、2軍監督やってくれみたいな」とたとえれば、土屋は「抜擢されたんだ…会社の立場が変わった!」と思わず唸った。

石田明によると、これまで博多華丸・大吉、トータルテンボス、NON STYLEの3組は「吉本興業の言いなり」という意味で芸人たちから“お犬様”と呼ばれていたという。そのなかで石田は立場が一変して吉本興業の方が積極的に賛同するようになり、4年にわたり構想してきたセリフなしの画期的な舞台『結 −MUSUBI−』(2022年2月上演)を実現させたのである。

画像3、4枚目は『NSC東京 2021年8月4日付Twitter「KOC準々決勝に向けて」』『NSC大阪 2021年5月11日付Twitter「【#NSC 授業をご紹介】」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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