カセットテープ自体がひっくり返るのかよ! 知る人ぞ知る「半世紀前のオートリバース」が魅惑の変態機構

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2021年12月07日 18:12  ねとらぼ

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ねとらぼ

写真再生中にリバースボタンを押すと……
再生中にリバースボタンを押すと……

 50年前のカセットデッキに搭載されていたオートリバース機構が、メカメカしくてすてきだと話題です。まさか本当に自動でテープをひっくり返してくれるとは。



【動画を見る】カセットが回転する変態機構



 カセットテープにはA面とB面があり、例えば90分テープなら各面に45分ずつ録音できます。再生する面を切り替えるには、ユーザーが手作業でカセットをひっくり返す必要がありましたが、そこを自動化したのがオートリバース機構です。



 多くのデッキはヘッド(録音や再生のため磁性体を読み取る装置)を反転させることでオートリバースを実現していますが、この「GXC-65」(赤井電機)では、カセットのほうを反転する仕組みを採用。リバースの際は、カセットがスライドしてスロットを離れ、回転用のスペースに渡されてから反転し、またスロットへ戻されます。人間の所作をそのまま機械が代わりにやってくれるようで、どことなく親しみが感じられます。



 オーナーのU井T吾さんが稼働の様子を動画で紹介したところ、Twitterでは「そっちが回るのかよ」「今でも動いてるのがすごい」「ロマンがだだもれ」と話題に。「(似た機構を備えた)ナカミチ製品以前にもあったのか!」と、オーディオファンからも驚きの声が上がっています。



 このGXC-65は、U井T吾さんが存在を知って以来、何年もかけて探し出したレアもの。機構の一部が劣化して正常に動かず、自身で修理するなど、苦労が詰まった品です。



 U井T吾さんはほかにも、8トラックデッキの「CR-81D」や、ラソニックの「TRC-975」、ソニーの「TC-K5」、ケンウッドの「GE-74」など、多くのカセットデッキを所有。その魅力について、「少ないマイコンや独自のメカニズムで試行錯誤した時代の、日本が世界に誇れるプロダクトだと思います。デジタルでは味わえない、実物を使っている感覚もすてきです」と語っています。



動画提供:U井T吾さん


このニュースに関するつぶやき

  • こういうの直せる人って良いなあ^^ 私も古いラジカセとかBCLラジオとかネットで眺めてるけど、修理技術が全く無いので指くわえ哀愁を漂わせながら眺めてるだけだよ(涙)
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  • Nakamichi RX-505 は10年後。
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