「八百長」発言で審判批判のドルトムントMFに罰金処分…出場停止は回避
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2021年12月07日 20:42 サッカーキング
ドイツサッカー連盟(DFB)が、ドルトムントに所属するイングランド代表MFジュード・ベリンガムへの処分を決定した。7日、ドルトムントがクラブ公式サイトで発表した。
ドルトムントは4日のブンデスリーガ第14節でバイエルンと対戦し、2−3の敗北を喫した。試合後、PKに関するいくつかの判定をめぐり、ドルトムントの選手たちは次々に不満を吐露。ベリンガムは試合を担当したフェリックス・ツヴァイヤー主審について、「かつて八百長をしたことのある人物が、ドイツ最大の試合で審判を務めた。彼に何を期待しているんだ?」と強く非難していた。
ツヴァイヤー主審は2005年にロベルト・ホイツァー元審判員が起こした八百長スキャンダルに関与したとされ、DFBから6カ月の職務停止処分を受けた過去を持つ。
DFBの規律委員会は「スポーツ刑法との関連性がある」としてベリンガムの発言を調査していた。ドルトムントの発表によると、DFBは「スポーツマンシップに反する行為」で同選手に罰金を科したが、出場停止処分は行わなかったようだ。クラブと選手は懲罰を受け入れ、同選手は11日に行われるブンデスリーガ第15節ボーフム戦で出場可能となる。
なお、ドイツ紙『ビルト』によると、ベリンガムに科された罰金額は4万ユーロ(約510万円)となる模様だ。
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