「秋篠宮さまは、先日行われたご自身のお誕生日会見で、眞子さんをフォローされる言動が多かったように思えます。今回の会見は、国民が抱く皇室への敬愛の念を取り戻すチャンスでしたが、国民感情を逆なでしてしまった印象です」(皇室ジャーナリスト)
眞子さんの結婚問題が落ち着いてもなお、逆風が吹きやまない秋篠宮家。一方、1万キロメートル以上離れたアメリカでは─。
「『複雑性PTSD』を患った元プリンセスが身寄りのない異国で新婚生活を送る……。あまりにも環境の変化が大きいため心配していましたが、予想以上にNYを満喫しているようで、安心したような拍子抜けしたような心境です」(皇室担当記者)
小室圭さんに新たな“借金問題”が
渡米してから約1か月。小室さんがパブで友人らと酒を飲んで楽しむ姿や、眞子さんが1人で日用品を買う様子も報じられた。
「自宅マンション前には、海外のパパラッチや現地在住のユーチューバーなどが張りついているとか。それでもふたりはお構いなしで、手つなぎデートまで激写されていました。自由な生活を謳歌しているようです」(同・前)
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遠距離恋愛をしていた約3年2か月の時間を取り戻すかのごとく、あちこちへ外出している新婚夫婦。そんな様子に眉をひそめる人もいる。
「小室さん、NY州の司法試験の勉強ははかどっているのでしょうか。今年7月に受験した司法試験の不合格が判明してから1か月以上がたち、次の司法試験まではあと3か月を切っている。そろそろ、仕事の時間以外は缶詰めになって勉強すべきだと思うのですが……」(宮内庁関係者)
NY州の法律事務所で法務助手として働く小室さん。
「仕事と勉強の両立は難しく、ロースクールの卒業から月日がたつと記憶も薄れていくと聞きます。次こそは合格してくれると信じていましたが、この調子だと不合格でも驚かないどころか納得ですよ」(同・前)
司法試験の合否にこれほど注目が集まる理由のひとつには、“借金問題”がある。
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「彼はアメリカ留学中、かつて日本で勤務していた『奧野総合法律事務所』から、毎月の生活費用などを貸与してもらっていました。その額は3年間で計1000万円ほどに及ぶといいます。
現在、NY州の法律事務所で法務助手として働く小室さんの年収は、弁護士の3分の1ほどで約600万円だと報じられています。試験に受からなければ、借金返済の見通しは立ちません」(同・前)
新たな金銭トラブルに発展する可能性も大いにありそうだが、事情を知る法曹関係者は「杞憂ですよ」と笑う。
「小室さんは、司法試験に落ちたことを真っ先に『奧野総合法律事務所』の奧野善彦所長に報告したといいます。奧野さんはご自身もかつて日本の司法試験に落ちた経験が。現在85歳ですが、小室さんに若かりしころの自分を投影しているのかもしれません」(法曹関係者、以下同)
恩人の厚意に甘える小室圭さん
『奧野総合法律事務所』の創設者である奧野さんの父親は、息子の不合格を許さなかったという。
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「“父から勘当同然の目に遭った”と振り返っていたことがありました。やむなく一般企業へ就職し、働きながら受けた試験が今度は合格。父の勘当は解け、父子2人だけで事務所を切り盛りしはじめたそうです。今では30人近くの弁護士を擁する事務所にも、長い前史があるのです」
家庭やお金の心配で、若者の夢や希望を諦めさせたくない─。その一心で小室さんのことを支援してきたのかもしれない。
「弁護士として大成するまで苦難の道を歩んできた奧野さんが、今の小室さんに借金の返済を催促することはないと思います」
今年10月、小室さん夫妻の結婚に際してNHKから取材を受けた奧野さんは、小室さんのことを絶賛していた。
「まじめで誠実な小室さんは(中略)物価の高いニューヨークでつつましい生活を送りながら一心不乱に勉強していた」
「“しっかりやりなさいよ”って声をかけたい。幸せな生活の一方で厳しいこともあると思いますが、ふたりで乗り越えていってもらいたい」
絶対的味方の庇護は、時として影を落としかねない。
「奧野さんは、不合格だった小室さんを咎めなかったと思います。以前は、経営破綻した企業を再建させるプロとして有名だった奧野さんは、これまで数々の“敗者”を復活させてきました。小室さんは、そんな奧野さんに甘えてしまっているのかもしれません」(前出・法曹関係者)
あぐらをかいても仕方ないように思える夫にハッパをかける存在こそ、眞子さんであってほしいところだが……。
「眞子さんにとっても今の生活は居心地よく、結果的に多くの人に支えられています。“元皇族の特権があれば、困難を乗り越えられる”と無意識のうちに考えてしまっているのでは」(前出・皇室ジャーナリスト)
これ以上ない「厚遇ぶり」
新居の手配やパスポート・ビザの申請など、渡米前は課題が山積みだったが、すべてがとんとん拍子に進んだ。
「ビザの取得には、従来2か月ほどの期間を要しますが、眞子さんは約3週間で渡米。一部では疑念の声もありましたが、これは日本のみで実施されている“特別措置”のおかげだと思われます」(在米ジャーナリスト)
9月下旬から年内まで期間限定で施行されている特別措置。これを利用すれば、従来必要とされるビザ申請時の面接が免除され、書類の郵送のみで一連の手続きが完了する。
「私の知る限り、日本でこのような措置が施行されるのは今回が初めてだと思います」
とは、米国ビザに詳しい『イデア・パートナーズ法律事務所』の上野潤代表弁護士。
「一部のビザの更新は、もともと郵送での申請が可能ですが、今回のように新規で申請する際に面接が免除されるケースは異例といえるでしょう」(上野弁護士)
条件として、日本国籍を有すること、日本に滞在していること、学生ビザや一部の交流訪問者ビザを申請する場合などが挙げられている。
「該当するビザは眞子さんが申請したと考えられるビザであり、タイミング的に眞子さんのための措置だと推測されてしまっても無理はありません。ただ、元皇族とはいえ、1人のために特別措置を設けるとは考えづらいのではないでしょうか」(同・前)
特別措置がとられた理由について、在日米国大使館に問い合わせたところ、
「コロナの影響を考慮し、ソーシャルディスタンスを保てるように配慮いたしました」
とのこと。しかし前出の在米ジャーナリストは息巻く。
「コロナ禍とはいえ、措置の内容とタイミング的に“もしかしたら眞子さんの渡米が影響したのかも……”と、勘繰ってしまいます。一刻も早く日本を離れたいと考えていた眞子さんにとって、ビザの取得に要する期間はネックだったはず。手続きが短縮されるという、これ以上ない厚遇を受けたのですから、国境を超えた忖度だと思われても仕方がありません」
眞子さんはこれからも“見えない力”に守られ続けるのだろうか─。