2021年一番おすすめの文庫は、小野寺史宜『ひと』(祥伝社文庫)に決定!

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2021年12月08日 17:01  BOOK STAND

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『ひと (祥伝社文庫)』小野寺史宜 祥伝社
書評誌「本の雑誌」が、年末に丸ごと文庫を紹介するガイドブック『おすすめ文庫王国2022』にて、「本の雑誌が選ぶ2021年度文庫ベストテン」を発表しました。1位に選ばれたのは、小野寺史宜『ひと』(祥伝社文庫)。二十歳の秋、東京で独りぼっちになってしまった柏木聖輔の人生がちょっとした人との出会いで変わっていく感動作。年末年始に読書にぴったりな作品です。2位には『酔人・田辺茂一伝』立川談志(中公文庫)、3位には『できそこないの世界でおれたちは』桜井鈴茂(双葉文庫)が選ばれました。以下の順位は下記に。〈本の雑誌が選ぶ2021年度文庫ベストテン〉1位『ひと』小野寺史宜/祥伝社文庫2位『酔人・田辺茂一伝』立川談志/中公文庫3位『できそこないの世界でおれたちは』桜井鈴茂/双葉文庫4位『江戸川乱歩と横溝正史』中川右介/集英社文庫5位『月まで三キロ』伊与原新/新潮文庫6位『徳は孤ならず』木村元彦/小学館文庫7位『夢の山岳鉄道』宮脇俊三/ヤマケイ文庫8位『ネットワーク・エフェクト』マーサ・ウェルズ、中原尚哉訳/創元SF文庫9位『イラストで見る昭和の消えた仕事図鑑』澤宮優、平野恵理子/角川ソフィア文庫10位『偶然の聖地』宮内悠介/講談社文庫また「おすすめ文庫王国2022」では、現代文学(永江朗選)、恋愛小説(吉田伸子選)、SF(大森望選)、時代小説(青木逸美選)、エンターテインメント(藤田香織選)、国内ミステリー(宇田川拓也選)、海外ミステリー(関口苑生選)、雑学(内田剛選) 、ノンフィクション(東えりか選)、ライトノベル(タニグチリウイチ選)とジャンル別の文庫ベストテンも発表しています。


『ひと (祥伝社文庫)』
著者:小野寺史宜
出版社:祥伝社
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このニュースに関するつぶやき

  • 今年出た文庫の中で一番オススメなのは、相沢沙呼著「medium【メディウム】霊媒探偵 城塚翡翠」です。思わず唸るミステリーで、ミステリーに造詣が深い人なら、はまるかも。
    • イイネ!1
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