サヨナラ勝ちで決勝進出！Honda熊本が接戦に強い要因とは…

＜第92回都市対抗野球 準決勝＞
●　セガサミー（東京都） 1 ー 2 Honda熊本（大津町） ○

　Honda熊本は、セガサミーに2−1でサヨナラ勝ちし、19年ぶり2度目の決勝進出を果たした。

　Honda熊本の先発・片山は走者を出しながらも8回を無失点に抑える。1−0の9回も簡単に二死とし、完封勝利が目前となったが、セガサミーの7番・中川に同点ソロを許す。それでも直後の9回裏に、先頭の4番・古寺がバックスクリーンに豪快な一発を放ちサヨナラ勝ちを収めた。

　勝利した渡辺監督は「本当に選手全員がそれぞれの役割に徹して、仕事をしてくれている。選手を褒めてやりたいです」と選手たちに感謝した。

◆ 接戦に強い！

　決勝進出を果たしたHonda熊本は1回戦のJR東日本に3−2で勝利し、2回戦の伯和ビクトリーズに7−6でサヨナラ勝ち。準々決勝の東邦ガスに2−1で勝利し、準決勝もセガサミーに2−1でサヨナラ勝ちと、1回戦から全試合1点差ゲームを制している。

　渡辺監督は接戦で勝てている要因について「僕自身、キャッチャーをやっていましたので、失点をいかにどれだけ計算して、得点につなげるかというゲーム作りをやっている。バッテリーを中心とした守りの部分がしっかり機能しているので、ゲームが作りやすくなっている。バッテリーが今大会成長しているというところですね」と“バッテリー”の頑張りを要因に挙げた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）