東京ガス、初の決勝進出!山口監督「本当に嬉しい」

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2021年12月08日 23:04  ベースボールキング

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<第92回都市対抗野球 準決勝>
○ 東京ガス(東京都) 9 ー 3 NTT東日本(東京都) ●

 13安打9得点を挙げた東京ガスが、NTT東日本を9−3で下し、初の決勝進出を果たした。

 東京ガスは初回、小野田俊介、加藤雅樹の適時打、相馬優人の犠飛で3点を先制すると、3回には4番・地引雄貴、6番・笹川晃平が安打でつなぎ、7番・相馬優人のセンターへの適時打で追加点をあげる。山口監督は準々決勝まで無安打も2打点の相馬について「バッティング練習で、いままでやってきた修正点を自分でやっていたので、いままで自分がやってきたことをやるようにとだけ伝えた。体が強くなって、練習に耐えられるようになって本当に強くなった。7番打者として、ぶれずに自分のプレーができるようになってきて頼もしく感じる」と褒めた。

 4回に先発・高橋佑樹が、日本ハムからドラフト9位指名を受けた上川畑大悟に2点適時二塁打を浴び2点差に迫られる。それでも、東京ガスは5回、一死満塁から馬場が「ホームゲッツーでおわったら流れが向こうに行ってしまうので、ひっかけて内野ゴロだけは打たないようにと思って打席に入った。フライを打つイメージで打席に立っていた。打撃がそこまで能力が高くないので、自分ができることをやっていこうとしていた中での結果」と、センターへ犠飛を放った。

 この犠飛に山口監督は「馬場自身の判断で、犠牲フライを打つために逆方向を狙ったんじゃないかなと思う。自ら考えて、行動をすることができるようになった」と2年目の捕手の成長を喜んだ。

 さらに、石川裕也が「ここで打点をあげたら試合が決まるんじゃないかという場面だったので、絶対打つぞという気持ちで打席に入った。次の1点をとったチームが試合を決めるなというのがあった。きのうチャンスで左ピッチャー打てなかったので、しっかりと打ててよかった」と、3点適時二塁打が飛び出し、この回4点を挙げ、NTT東日本を突き放す。

 4回途中から先発・高橋の後を受けて登板した宮谷陽介は、「5年前の準決勝で負けているので、その借りを返すという思いでマウンドにあがった」と、3回1/3を1安打無失点に抑える好リリーフ。8回に登板した3番手・寺沢星那が1点を失ったが、9回は臼井浩が危なげなく三者凡退に抑え、試合を締めた。

◆ 決勝に向けて

 初の決勝進出を決めた山口太輔監督は「本当に嬉しい。本当に日本一を目指してここまでやってきて、たどり着けたなという実感と、明日絶対に勝たなくてはいけないという思い。ピッチャー全員が頼もしくて、ここまで導いてくれた。今持っている東京ガスの力をすべて出せたと思う。4回表に2点をとられ、同点を覚悟したが、盒供宮谷ともに、2点差でとどめてくれた粘りが勝因だった」と選手たちを称えた。

 また、山口監督は、試合後、NTT東日本の飯塚監督から「『ここがチャンスだぞ、絶対に日本一になれ』と言葉をかけてもらった。飯塚監督は、何度も優勝していて、いままで戦いながらまだまだだぞと叩きのめされてきた。どうしても、NTT東日本に勝って優勝するんだぞと思ってやってきたので、都市対抗の場でNTT東日本と戦えたこと、勝てたことが非常に嬉しい。今日勝ったということは、東京都のプライドをかけて明日必ず優勝しなくてはならない。飯塚監督の思いも背負って優勝して、東京都の強さを証明したい。社会人野球の魅力がつまった熱い戦いをしたいと思う」と思いを語った。
 
 明日の決勝の対戦相手はセガサミーを2−1で下したHonda熊本だ。「投手力も素晴らしく、4番バッターもキャッチャーも新人、若手が躍動していて緻密な野球をしているという印象。最後まで粘り強く戦えるかがポイントになるんじゃないかな。失敗を恐れない姿堂々とした姿がグランドにある。いままでやってきた野球を相手関係なくできればいいなと思う」と山口監督。

 選手たちも決勝に向けて、宮谷陽介が「チームが勝つことが1番。次に向けてしっかり準備したい。悲願の初優勝まであと1勝。絶対に勝ちます」と話せば、石川も「去年1年間、ケガで野球ができなかったので、野球することが楽しい。5年目だけど、まだまだ成長している実感がある。自分の仕事は、チームに勢いをもたらすこと。チームが勢いにのれるようにどんどんフルスイングしていきたい」と意気込んだ。

 泣いても笑っても、明日に全てが決まる。9日の16時に初優勝をかけて東京ガスは、Honda熊本と戦う。

(ニッポン放送ショウアップナイター)
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