チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループH第6節ゼニト戦後にコメントした。8日付けでイギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
試合前の段階からすでに決勝トーナメント進出を決めており首位通過を目指していたチェルシーは、同試合の2分にFWティモ・ヴェルナーのゴールで先制に成功する。しかし互いにリードを奪い合うシーソーゲームの展開となり、結局試合は3−3で引き分けに終わった。
同試合を終えたトゥヘル監督は「最初の15分はとても良かったが、その15分でやっていたことをやめてしまった。なぜ自分たちが優れたチームなのかを忘れていた。集中力や身体的なレベルが高かったからこそ、良いチームになれていたと思う」と反省点を口にすると、以下のようにも続けた。
「我々のレベルが下がっていくと、現時点では罰を受けてしまう。結果を管理して、スコアからプレーを変化させなければならない。(プレミアリーグ第15節)ウェストハム戦もそうだった。一度リードした後に再びリードを許してしまうんだ。リードを奪った最後の6分間、チームはアグレッシブさやハングリーさを失って攻撃しなくなり、すぐに罰を受けることになってしまった」
グループHの6試合を終えて4勝1分1敗でユヴェントスに続く2位で決勝トーナメント進出を決めたチェルシー。前回大会を制したヨーロッパ王者は、果たして今後どのような戦いを見せるのだろうか。