名古屋退団のフィッカデンティ氏が惜別のメッセージ「何よりも大切なことは…」

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2021年12月09日 20:16  サッカーキング

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名古屋を去るフィカデンティ監督 [写真]=兼子愼一郎
名古屋グランパスの監督を退任するマッシモ・フィッカデンティ氏が、クラブやファンに向けて惜別のメッセージを送った。9日にクラブ公式Twitter(@nge_official)が伝えた。

 名古屋は9日、フィッカデンティ氏が2021シーズンをもって契約満了となり、今季限りでチームを離れることを発表した。なお、後任には先日までFC東京を率いていた長谷川健太氏が就任する。

 現在54歳のフィッカデンティ氏は、風間八宏氏の後任として2019年9月に名古屋の監督に就任。2020シーズンは守備の立て直しを図り、明治安田生命J1リーグ3位でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得した。2021シーズンはJ1リーグ新記録となる21試合無失点を達成し、ACLでは日本勢唯一の8強進出。さらに同クラブ史上初のJリーグYBCルヴァンカップ優勝に導いた。

 フィッカデンティ監督は次のようなメッセージで名古屋の感謝を述べている。

「フットボールにおいて、ビジョンが異なってきたり、新たなプロジェクトによってフットボールの方向性が変わることで、進む道が分かれてしまうことはありますが、何よりも大切なことは、私が名古屋の監督をしている時に感じたリスペクトと情熱です」

「AFCチャンピオンズリーグでの素晴らしい経験、ルヴァンカップでの優勝、この忘れられない2シーズンに関して、ファンの皆さんの素晴らしいサポート、これらを達成する主人公であった選手たち、そしてクラブに、この場をお借りして感謝を申し上げます」

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