ヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第6節が9日に各地で開催された。
グループDのMF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルト(ドイツ)はフェネルバフチェ(トルコ)と対戦し、1−1のドロー。この結果、予選無敗で首位通過が決定した。長谷部と鎌田はともにフル出場を果たした。同組のMF三好康児が所属するアントワープ(ベルギー)はオリンピアコス(ギリシャ)に1−0で勝利したものの、グループ最下位に終わった。三好はメンバー外だった。
グループBで2位だったMF堂安律が所属するPSV(オランダ)は3位のレアル・ソシエダ(スペイン)と対戦し、0−3で敗戦。3位に転落し、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)決勝トーナメントプレーオフに回ることとなった。堂安は先発出場し、62分までプレーした。
グループGのFW古橋亨梧が所属するセルティック(スコットランド)はベティス(スペイン)との打ち合いを制し、3−2で勝利。古橋は28分から途中出場したものの、72分に負傷交代となった。
グループHのMF伊東純也が所属するヘンク(ベルギー)はFW北川航也が所属するラピード・ウィーン(オーストリア)に0−1で敗戦。ヘンクが最下位に転落し敗退となった一方で、ラピード・ウィーンが3位となり、ECL決勝トーナメントのプレーオフに進出することとなった。先発出場した伊東は前半で交代。ベンチスタートだった北川は後半開始から出場した。
そのほか、大混戦となっていたグループCでは首位だったレスター(イングランド)が3位のナポリ(イタリア)に2−3で敗戦。2位のスパルタク・モスクワ(ロシア)がレギア・ワルシャワ(ポーランド)に1−0で勝利したため、レスターは3位に転落した。
なお、今大会から予選突破のレギュレーションが変更され、各グループ首位チームはEL決勝トーナメント進出が決定するものの、グループ2位チームはチャンピオンズリーグ(CL)のグループ3位チームとプレーオフを行い、その勝者がELの決勝トーナメントに進出する。また、グループ3位チームはECL決勝トーナメントのプレーオフに臨むことになる。
ELグループステージ第6節の結果は以下の通り。
■第6節結果(☆=決勝トーナメント進出決定、◎=EL決勝トーナメントプレーオフ進出、△=ECL決勝トーナメントプレーオフ進出)
▼グループA
スパルタ・プラハ(チェコ) 2−0 ブレンビー(デンマーク)
リヨン(フランス) 1−1 レンジャーズ(スコットランド)
1位:リヨン(勝ち点16)☆
2位:レンジャーズ(勝ち点8)◎
3位:スパルタ・プラハ(勝ち点7)△
4位:ブレンビー(勝ち点2)
▼グループB
シュトゥルム・グラーツ(オーストリア) 1−1 モナコ(フランス)
レアル・ソシエダ(スペイン) 3−0 PSV(オランダ)
1位:モナコ(勝ち点12)☆
2位:レアル・ソシエダ(勝ち点9)◎
3位:PSV(勝ち点8)△
4位:シュトゥルム・グラーツ(勝ち点2)
▼グループC
レギア・ワルシャワ(ポーランド) 0−1 スパルタク・モスクワ(ロシア)
ナポリ(イタリア) 3−2 レスター(イングランド)
1位:スパルタク・モスクワ(勝ち点10)☆
2位:ナポリ(勝ち点10)◎
3位:レスター(勝ち点8)△
4位:レギア・ワルシャワ(勝ち点6)
▼グループD
アントワープ(ベルギー) 1−0 オリンピアコス(ギリシャ)
フェネルバフチェ(トルコ) 1−1 フランクフルト(ドイツ)
1位:フランクフルト(勝ち点12)☆
2位:オリンピアコス(勝ち点9)◎
3位:フェネルバフチェ(勝ち点6)△
4位:アントワープ(勝ち点5)
▼グループE
マルセイユ(フランス) 1−0 ロコモティフ・モスクワ(ロシア)
ラツィオ(イタリア) 0−0 ガラタサライ(トルコ)
1位:ガラタサライ(勝ち点12)☆
2位:ラツィオ(勝ち点9)◎
3位:マルセイユ(勝ち点7)△
4位:ロコモティフ・モスクワ(勝ち点2)
▼グループF
ブラガ(ポルトガル) 1−1 ツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア)
ルドゴレツ(ブルガリア) 0−0 ミッティラン(デンマーク)
1位:ツルヴェナ・ズヴェズダ(勝ち点11)☆
2位:ブラガ(勝ち点10)◎
3位:ミッティラン(勝ち点9)△
4位:ルドゴレツ(勝ち点2)
▼グループG
フェレンツヴァーロシュ(ハンガリー) 1−0 レヴァークーゼン(ドイツ)
セルティック(スコットランド) 3−2 ベティス(スペイン)
1位:レヴァークーゼン(勝ち点13)☆
2位:ベティス(勝ち点10)◎
3位:セルティック(勝ち点9)△
4位:フェレンツヴァーロシュ(勝ち点3)
▼グループH
ウェストハム(イングランド) 0−1 ディナモ・ザグレブ(クロアチア)
ヘンク(ベルギー) 0−1 ラピード・ウィーン(オーストリア)
1位:ウェストハム(勝ち点13)☆
2位:ディナモ・ザグレブ(勝ち点10)◎
3位:ラピード・ウィーン(勝ち点6)△
4位:ヘンク(勝ち点5)