遺産の相続額を決める際、27%がトラブルに遭遇 - 実際に起こった出来事は?

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2021年12月10日 10:02  マイナビニュース

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日本トレンドリサーチは12月7日、日本クレアス税理士法人と共同で実施した「遺産相続のトラブル」に関する調査結果を発表した。同調査は11月22日〜29日、全国の男女3,258人を対象に、インターネットで実施した。


遺産の相続人を決めなければならないような状況になったことはあるか尋ねたところ、25.5%が「ある」と回答した。



遺産の相続人を決めなければならないような状況になったことがある人に、相続人を決める際にトラブルが起きたことがあるか聞くと、19.9%が「ある」と答えている。


具体的なトラブル内容について聞くと、「相続人が多くて、所在を調べるのが大変だった」(60代・男性)、「遺言書に同意しない人がいた」(70代・男性)、「父がバツイチだった為、前妻や前妻の子供も相続の対象になりもめた」(30代・男性)、「相続権がない叔母が「遺産をよこせ」と裁判を起こしてきた」(50代・女性)、「父親に隠し子がいて戸籍上認知していた」((50代・男性)などの声が寄せられた。



遺産の相続額を決めなければならないような状況になったことはあるか尋ねたところ、17.9%が「ある」と回答した。


「ある」と回答した人の中で、相続額を決める際にトラブルが起きた人の割合は27.4%だった。


どのようなトラブルが起きたか聞くと、「遺言書が正式に書かれてなかったので金額についてもめた」(70代・男性)、「不動産価値がはっきりと定まらなかった」(40代・男性)、「親の面倒も見ない長男がすべての遺産を相続しようとした」(60代・男性)などのコメントが集まった。(フォルサ)
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