マンチェスター・Uのラルフ・ラングニック暫定監督は、去就が注目されているフランス代表MFポール・ポグバの残留に務めることはしないようだ。10日に、イギリスメディア『BBC』が報じている。
現在28歳のポグバは、高いポテンシャルを有しながらもマンチェスター・Uで十分な活躍を見せることができていないとして多くの批判に晒されている。元々はマンチェスター・Uの下部組織出身で、2016年には当時のサッカー界における移籍市場史上最高額の1億500万ユーロ+ボーナス500万ユーロの1億1,000万ユーロ(現在のレート換算で約141億円)もの移籍金でユヴェントスから復帰したものの、以降はサポーターを満足させるようなプレーを見せられていない。
現在、マンチェスター・Uを率いているラングニック暫定監督は、2022年6月30日に現行契約が満了となるポグバについて「彼をキープする価値がないとは言わないが、選手はクラブのために残ってプレーしたいと思う必要がある」とコメント。必ずしもポグバ残留にこだわっているわけではないことを示唆した。
「もし、選手側がマンチェスター・Uのようなクラブでプレーすることを望んでいないのであれば、長期的に見ても、選手の考えを変えるよう説得することに意味はないと思う」
「このような巨大なクラブで素晴らしいサポートを受けているのだから、クラブの誰もが選手を無理に説得しようとするべきではないと考えている」
「(現在、右大腿四頭筋を負傷している)ポグバがチームに戻り、一緒にトレーニングをしてから、それぞれの立場を確認してみよう」