プレミアリーグ第16節が11日に行われ、チェルシーとリーズが対戦した。
前節の敗戦で首位から3位に後退したチェルシー。ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグのゼニト戦からはスタメンを7枚変更し、ジョルジーニョがスタメンに復帰してルベン・ロフタス・チークと中盤センターのコンビを組んだ。
先制したのはアウェイのリーズだった。26分、ダニエル・ジェームズが相手DFマルコス・アロンソに倒されてPKを獲得。キッカーを担当したハフィーニャは、左に流し込んで成功させた。
42分、チェルシーが試合を振り出しに戻す。高い位置でボールを奪うと、M・アロンソが左からグラウンダーで折り返す。ニアに飛び込んだメイソン・マウントがダイレクトで合わせ、ゴール左下に流し込んだ。
同点で折り返すと、チェルシーは55分、攻撃に参加していたアントニオ・リュディガーがハフィーニャに倒されてPKを獲得する。キッカーを務めたジョルジーニョは相手GKの逆を突いてゴール左に突き刺した。
こう着状態が続くなか、83分にリーズが追いつく。中盤でのボール奪取から人数をかけて左サイドを攻略し、マテウシュ・クリヒのスルーパスにタイラー・ロバーツが抜け出す。低くて速いボールを相手のDFとGKの間に送ると、ジョー・ゲルハルトが合わせて押し込んだ。
すると後半アディショナルタイム2分、チェルシーはリュディガーがクリヒに倒されて2本目のPKを獲得する。再びキッカーを務めたジョルジーニョは右に流し込み、チェルシーが勝ち越しに成功した。
試合はこのまま終了し、チェルシーは2試合ぶりの白星で首位マンチェスター・Cとの勝ち点差「2」を維持した。リーズは4試合ぶりの黒星となった。
次節、チェルシーは16日にホームでエヴァートンと、リーズは14日にアウェイでマンチェスター・Cと対戦する。
【スコア】
チェルシー 3−2 リーズ
【得点者】
0−1 27分 ハフィーニャ(リーズ)
1−1 42分 メイソン・マウント(チェルシー)
2−1 58分 チェルシー(チェルシー)
2−2 83分 ジョー・ゲルハルト(リーズ)
3−2 90+4分 ジョルジーニョ(チェルシー)