好スタートも夏場以降苦しんだ巨人・戸郷翔征

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2021年12月12日 10:10  ベースボールキング

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巨人の先発・戸郷翔征 (C) Kyodo News
プロ3年目の巨人・戸郷翔征は、今季自身初となる規定投球回に到達し、26試合・151回2/3を投げ、9勝8敗、防御率4.27という成績を残した。

 戸郷は5、6月の2カ月間で6勝を挙げるなど、6月終了時点で8勝を挙げた。6回を2失点に抑えた5月11日のDeNA戦で解説を務めた佐々木主浩氏は「力で抑えるピッチングでいいんじゃないですかね。そんなに細かいところを狙わないでも、若いんだからどんどん力で押していくピッチングを目指した方がいい」(5月11日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−巨人戦』)とエールを送った。

 7回2失点に抑え7勝目を挙げた6月19日の阪神戦では試合後、原辰徳監督が「立ち上がりはちょっと不安定感があったんですけど、しっかりと修正してゲームをしっかり支配し作ってくれました」と評価。

 夏場以降は中5日、中4日と登板間隔が短くなったことも影響したのか、7月以降は1勝止まり。走者を出してから崩れる場面が増えた。

 10月24日にインターネットで実況生中継した『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル ヤクルト−巨人戦』で解説を務めた大矢明彦氏は「あれだけいいピッチングしているのに一気に崩れることが、今年は何回もありましたね」と振り返ったように、3回までヤクルト打線をパーフェクトに抑えていた戸郷だったが、4回に打者一巡の猛攻をくらい6点を失った。

 今季出た課題を克服し、来季は今季達成できなかった二桁勝利を達成したいところだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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