ラ・リーガ7連勝も…アンチェロッティ監督が警鐘を鳴らす「まだ21試合残っている」

0

2021年12月13日 12:40  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

独走態勢へ入りつつも警戒を促したアンチェロッティ監督 [写真]=Getty Images
レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督が、12日に行われたラ・リーガ第17節アトレティコ・マドリード戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 ラ・リーガ第16節終了時点で勝ち点39の首位レアル・マドリードは、12日に行われた第17節で勝ち点29の4位につけるアトレティコ・マドリードと対戦した。“サンティアゴ・ベルナベウ”の声援を背にしたレアル・マドリードは16分にFWカリム・ベンゼマのゴールで先制に成功すると、57分にはFWマルコ・アセンシオが追加点。試合はこのまま2−0で終了し、ラ・リーガ通算169回目の首都決戦“マドリード・ダービー”は白い巨人に軍配が上がった。

 まず、アンチェロッティ監督は「とても嬉しい。相手は強いチームだったけど、私たちは今持っている冷静さと自信を持って、試合をうまく進めたんだ。後ろはしっかりしていて、前はチャンスは少なかったが、効果的だった」と試合を振り返った。

 また、先制点の起点となるパスカットをしたクロアチア代表MFルカ・モドリッチについて、アンチェロッティ監督は「ボールを持っているときも、持っていないときも、個性や性格など、あらゆる面で素晴らしいプレーを見せてくれた…彼は並外れた選手」と絶賛した。

 昨季のラ・リーガ王者アトレティコ・マドリードを撃破したレアル・マドリード。2位につけるセビージャとも勝ち点差『8』を離し、独走態勢へ入りつつあることについて、アンチェロッティ監督は「私はどのチームも除外していない。アトレティコにはクオリティ、キャラクター、パーソナリティーがあり、決して死ぬことはない」と言及。さらに「これまでのところ、私たちはとてもうまくいっていて、いい流れに乗ることができているし、いいダイナミズムを持っている。今の問題は、リーグ戦が終わったわけではなく、まだ21試合残っていること。私たちは自分たちがしたことに満足しているけど、前を向いて進んでいかなければならない」と胸中を明かした。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定