インテル指揮官、リーグ首位浮上も慢心せず「どれだけ厳しい戦いかは理解している」

インテルのシモーネ・インザーギ監督がリーグ戦について言及した。12日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。

　同日にセリエA第17節カリアリ戦を迎えたインテルは、ホームで4−0の快勝を収めて首位に浮上した。タイトルを争うミランやナポリ、ユヴェントスが白星を逃す中での勝ち点3獲得に、試合を終えたインザーギ監督は「選手たちは本当によくやった。今週末は多くのビッグクラブが苦戦する様子を見ていたから、私はチームに集中力を高めることを求めていた」と語った。

　対戦相手カリアリの印象については「組織的なチームであることは分かっていたから、正しいアプローチが必要だった。ハーフタイムにはインテルの選手たちの姿勢を素晴らしいと思ったよ。1−0ではあったが正しいパフォーマンスを見せていたし、チャンスをもっと活かせると感じていた」とも語り、同時にインテルの選手たちを称えている。

　そして今後の戦いについては「我々は首位に立ち、また11年ぶりにチャンピオンズリーグのラウンド16にも進出した。当然トップに留まりたいと思ってはいるが、この先のことは難しいだろう。1ヶ月前には首位と8ポイントほどの差があったのだから、どれだけ厳しい戦いかは理解しているつもりだ」と語り、さらに気を引き締める意思を示した。