トッテナムのアントニオ・コンテ監督が、昨シーズンまで指揮したインテルについて語った。13日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。
2020−21シーズンにインテルを率いて11年ぶりとなるセリエA優勝を成し遂げたコンテ監督は、同シーズンに退任。今シーズン途中からトッテナムを指揮している。
取材に応じた同監督は、2019年から指揮した古巣での日々について「大きな誇りと満足感があるし、非常に濃密な2年間だった。私は熱意と情熱を持って過ごした。インテルにタイトルを取り戻すことを求められていたが、監督、選手、スタッフを含めた全員が良い仕事をしたと思う」と振り返った。
また、トッテナムを率いる現在について問われると「私はこれまで何人ものトッププレーヤーを指導してきたが、今は真のチャンピオンであるケインがいる」とイングランド代表FWハリー・ケインの存在に触れた。そして「私にとって彼をチームに迎え入れることは大きな喜びであり、このようなレベルの選手を頼りにすることができて嬉しい。彼には素晴らしい技術的な素質があるし、彼の成長に貢献できることを願っている」と語っている。
トッテナムは現在プレミアリーグの14試合を消化して勝ち点25。暫定ながら7位につけている。