ユーヴェ移籍に向けてテスト受験…L・スアレスの不正疑惑巡る捜査が終了
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2021年12月15日 00:50 サッカーキング
ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(アトレティコ・マドリード)のユヴェントス移籍を巡る捜査が終了したようだ。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
スアレスは昨夏にバルセロナを退団しアトレティコ・マドリードに加入した。しかし、アトレティコ・マドリード加入前は、ユヴェントス移籍が噂されていた。EU圏外枠がネックとなっていたが、妻がイタリア人系のために同国のパスポート取得資格を満たしており、ビジネス会話程度の語学能力が試される「B1レベル」の検査をペルージャ大学で受験した。
しかし、この試験を巡ってイタリア警察は、市民権取得における不正を調査する過程で、スアレスのテストに不正があったと主張。受験前、事前に関係者とテストの解答を共有し、通常2時間半程度を要する口頭試問を1時間足らずで終えてパスしたとして捜査していた。
スアレスは結局、選手登録リスト提出日までに市民権を取得することが困難であることが理由となり、移籍は白紙に。新天地をマドリードに求めていたが、警察は捜査を続けていたようだ。
同メディアによると捜査機関は「不法行為を証明する十分な証拠がない」として捜査を中断。証拠不十分のため現状ユヴェントスは制裁を免れるという。一方、ペルージャ大学の教授らへは公文書の偽造と内容漏洩でまだ捜査が続いているようだ。
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