現役引退を発表したセルヒオ・アグエロが自身のSNSを更新し感謝のメッセージをつづった。
現在33歳のアグエロはマンチェスター・Cを退団し、今夏バルセロナに加入した。同選手は不整脈が見つかりチームを離れ復帰への道を探っていたが、医師からの助言もあり現役引退を決断。15日に会見を開き、ピッチから離れることを明かした。
会見では涙ながらに苦渋の決断を語ったアグエロ。自身のSNSでも改めてメッセージをつづり、ファンやこれまで支えてくれた人への感謝、そして次のステージへの意気込みを語った。
「僕はいつもすべてをかけてプレーできるチャンスを探していた。でも最新のテストの結果、医師からプロレベルのフットボールのトレーニングはやめた方がいいとアドバイスを受けたんだ。その言葉は決断を下すには十分だった。引退は難しい決断だったけれど、命が最優先だ。それは最初から分かり切っていた」
「敗北も勝利に変えられる。これがフットボールから学んだことだ。そんなに違うことではない。これは痛みをともなうけど、悲劇ではないんだ。悲劇とは全く違う。プレーしていた時間だけではなく、この素晴らしい18年間に思いをはせている」
「この驚くべきキャリアは残り続ける。毎年情熱と献身性に包まれていた。僕が子供のころから支えてくれたチームの人たちからの愛情もそうだ。インデペンディエンテ、アトレティコ・マドリード、マンチェスター・C、バルセロナ、そしてアルゼンチン代表で関わってくれた人、みんな僕の大切な人たちだ。そしてファンの人たち。いつも僕のそばに立ち、そのサポートで僕は強くなれた」
「トレーナー、チームメイト、同僚、スタッフ、フィジオ、そして監督。いつも僕をベストなコンディションにしてくれたし、成長させてくれた。いつもそばにいてくれた友人や家族にも特別感謝している。正直にプロフェッショナリズムをもって14歳から面倒を見てくれたエージェントにもだ」
「僕は獲得してきたタイトル以上に(そしてそれは僕にとって一番大切な)もらったものがある。それは世界中のフットボールから受けてきた愛と、同僚からのリスペクトだよ。それはこれからも変わらない。これを胸に生きていくし、何が来ようとこれで僕は強くなる」
「人生はまだまだこれからずっと続く。これからは全く違う新たなステージになる。ポジティブさ、熱意、そして喜びをもって進み続けるよ。僕のすべての愛を君たちに」
pic.twitter.com/Fek43kBimL— Sergio Kun Aguero (@aguerosergiokun) December 15, 2021