パリ五輪を目指すU−21日本代表監督に大岩剛氏が就任…鹿島時代にACL制覇の実績
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2021年12月16日 18:52 サッカーキング
日本サッカー協会(JFA)は16日の理事会にて、2024年に開催されるパリ五輪を目指すU−21日本代表の新監督として大岩剛氏を迎えることを決定した。また、U−19日本代表監督に冨樫剛一氏、U−16日本代表監督に森山佳郎氏の就任も併せて発表している。
現在49歳の大岩氏は筑波大学を経て、1995年に名古屋グランパスへ入団。その後、ジュビロ磐田、鹿島アントラーズで活躍した同氏は2010年に現役引退を発表した。引退後は、鹿島アントラーズで指導者キャリアをスタートさせると、2017年にトップチームの監督に就任。2018年には鹿島アントラーズ史上初となるAFCチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げると、2021年からU−18日本代表の監督を務めている。
大岩氏の就任に際し、JFAの反町康治技術委員長は以下のようにコメントしている。
「このカテゴリーはJリーグですでに試合に出ている選手、プロの扱いの選手がほとんどとなりますし、J1での実績が必要。鹿島で2017年は2位、2018年、19年も3位でした。鹿島は常勝チームではありますがが、ACL圏内で終えています。2018年はACLでも優勝しました。アジアでの戦い方を熟知していることも判断の要素にあります。厳格で、立ち振る舞いも凛としていて、まさに監督という感じです。暫定でアンダー世代も任せましたが、U−18での活動の評価も一つにあります」
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