トッテナムのアントニオ・コンテ監督が、新型コロナウイルスの影響が再拡大している現状についてコメントした。イギリス紙『イブニングスタンダード』が伝えている。
新型コロナウイルスの猛威はプレミアリーグにも及んでおり、トッテナムのほか、マンチェスター・Uやワトフォードなど、選手やスタッフに感染者が出たことから試合の延期が相次いている。
コンテ監督はこの現状について「選手たちは賢いしこの状況を理解している。誰だって試合を中止にしたくないし、無観客でも行いたくない。だからこの再流行には注意を払っている」と言及。「私の選手はこれがわからないほどバカじゃない。私からこの状況に注意する必要はないだろう。私たちはみな家族がいるし、うつしたくないのは当然だ。過去と比べても状況は悪化しているし、全員が注意しなければならない」と警戒を強めた。
また、トッテナムは試合が延期され日程が過密となったことから、リーグ戦との兼ね合いで、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)のグループステージ最終節が開催不可となる可能性が浮上。没収試合となる可能性もあるが同監督は決定に理解を示している。
「状況は非常に、非常に明確だ。政府がトレーニング中止を決め、トレーニング場を封鎖し、試合ができなくなった。我々はグループ最終戦を戦うに値する。我々のせいではなく、新型コロナウイルスのせいだ」
「政府は正しい手順で決定を下した。そうでなければ、ここで働いている人全員に感染するリスクがあっただろうね」