ラ・リーガ第18節が18日に行われ、セビージャとアトレティコ・マドリードが対戦した。
試合は4分、アトレティコ・マドリードが最初のチャンスを作る。相手のパスをカットしたアンヘル・コレアがセンターライン付近からロングシュートを撃つ。このシュートはわずかに枠の上に飛ぶ。
セビージャは7分、クリアボールを拾ったカリム・レキクがイヴァン・ラキティッチに横パス。ラキティッチはエリア外から右足を振り抜きミドルシュートを放つと、ゴール左上に突き刺さりセビージャが先制に成功した。
33分、トマ・レマルのシュートでアトレティコ・マドリードが右コーナーキックを獲得。レマルがクロスを上げると、フェリペが頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。アトレティコ・マドリードが同点に追いついた。
セビージャは53分、レキクが左サイドで裏に抜けると、相手DFを背負いボールをキープ。レキクはバックパスを出すと、前線に上がってきたラキティッチがワンタッチでシュートを放つ。しかしこのシュートは惜しくも枠を捉えられない。
78分、アトレティコ・マドリードが右コーナーキックを得る。キッカーのレマルがロドリゴ・デ・パウルにパスを出すと、デ・パウルがクロスを上げる。ボールが跳ね返ると、こぼれた先のヤニック・カラスコがシュートを撃つが、右へ飛ぶ。
アトレティコ・マドリードは80分、右サイドで粘ったクーニャが、飛び出してきたジョアン・フェリックスにパス。フェリックスがシュートを放つが味方に当たり枠を外れる。
セビージャは88分、右コーナーキックを獲得してゴール前にボールが入る。このクロスに対してトーマス・デラネイがヘディングで合わせると、ボールはクロスバーに弾かれる。しかし、こぼれた先のオカンポスがボレーシュートでゴール右に決めた。セビージャが勝ち越しに成功する。
このまま試合は終了。2位セビージャと4位アトレティコ・マドリードの上位対決は2−1でセビージャに軍配。この結果、セビージャがリーグ戦3連勝を飾り、アトレティコ・マドリードがリーグ戦3連敗を喫した。
次節、セビージャはバルセロナとホームで対戦し、アトレティコ・マドリードはグラナダとアウェイで対戦する。
【スコア】
セビージャ 2−1 アトレティコ・マドリード
【得点者】
7分 1−0 イヴァン・ラキティッチ(セビージャ)
33分 1−1 フェリペ(アトレティコ・マドリード)
88分 2−1 ルーカス・オカンポス(セビージャ)