「鬼滅の刃」が能狂言化!演出・出演の野村萬斎「能は『鬼滅の刃』を描くには最適の芸能」

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2021年12月19日 11:31  コミックナタリー

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野村萬斎
吾峠呼世晴「鬼滅の刃」が、野村萬斎の演出・出演で能狂言化されることが決定。2022年の夏に東京、冬に大阪で上演される。

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これは本日12月19日に行われた「ジャンプフェスタ2022」の「鬼滅の刃」のジャンプスーパーステージ内で伝えられたもの。この日のステージには野村が動画コメントで出演し、「能と狂言、皆様にはあまりおなじみではないかもしれませんけれども、650年くらいの歴史があります。特に能は『なぜ人間が鬼になったか』そしてその鬼の魂を鎮めるということに特化した芸能です。そういう意味では、『鬼滅の刃』を描くには最適の芸能であるとも思います」と、「鬼滅の刃」の能狂言化への思いを語った。その他の出演者・配役・チケット発売日などの詳細は、後日伝えられる。

■ 野村萬斎コメント
ジャンプフェスタにご来場の皆様、それから配信をご覧の皆様、こんにちは野村萬斎です。このたび、吾峠先生の『鬼滅の刃』を能狂言バージョンとして制作しお送りすることとなりました。
能と狂言、皆様にはあまりおなじみではないかもしれませんけれども、650年くらいの歴史があります。特に能は「なぜ人間が鬼になったか」そしてその鬼の魂を鎮めるということに特化した芸能です。そういう意味では、『鬼滅の刃』を描くには最適の芸能であるとも思います。
そして狂言は笑いの芸能でもあるわけですけれども、炭治郎をはじめとする皆の仲間のシーンなどは、笑いに満ちてお送りすることができるのではないかと思っております。とにもかくにも『鬼滅の刃』の人間の闇と希望の部分というものは、この能・狂言によって非常にスタイリッシュに、かつ皆さんのイマジネーションに訴える形で、とはいえ、今までの能・狂言とは違ったテイストでお送りできるかと思います。
2022年夏・冬、東京・大阪で公演があります。是非、皆様のご来場をお待ち申し上げております。野村萬斎でした。

■ 「能 狂言『鬼滅の刃』」
原作:『鬼滅の刃』吾峠呼世晴(集英社ジャンプコミックス刊)
演出・出演:野村萬斎他
開催:2022年夏(東京)冬(大阪)
主催:OFFICE OHTSUKI
制作:協力万作の会

このニュースに関するつぶやき

  • なぜ未だ歌舞伎にならないのだろうか ナウシカよりずっと親和性高いと思うよ
    • イイネ!1
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