清水エスパルスは20日、平岡宏章監督と篠田善之コーチとの契約更新、加藤慎一郎氏のコーチ就任を発表した。
平岡監督は1969年生まれの現在52歳。これまでアルビレックス新潟のコーチやジュニアユースコーチ、ユース監督を経て、2011年から清水のコーチに就任した。2020年11月にはピーター・クラモフスキー監督との契約解除を受け、後任として指揮。今シーズンはミゲル・アンヘル・ロティーナ監督就任によりコーチに戻ったものの、今年11月に同監督が契約解除となったことで監督に就任していた。
2022シーズンも引き続き指揮を執ることとなった平岡監督は清水のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「来シーズン、指揮を執らせていただくことになりました。私は、ここ清水の街に生まれ、清水に育ててもらい、今の自分があります。そして、この街にある清水エスパルスで選手としてだけでなく、監督としてやらせていただくことになり、大変光栄な思いと同時に身が引き締まる思いです。私の愛する清水エスパルスをもう一度、強く、誇り高きチームに変革させるべくゲームモデルの確立を目指したいと思います。そして、スタジアムでは、サンバのリズムに後押しされ、攻守にわたりアグレッシブかつ大局観を持ったサッカーを体現できるように日々精進してまいります。ぜひ、清水エスパルスを愛する皆さま、共に戦い、喜びを分かち合いましょう!スタジアムでお待ちしています」
篠田コーチは1971年生まれの現在50歳。これまでアビスパ福岡のコーチや監督、FC東京のコーチや監督などを経て、2018年より清水のコーチに就任。2019年5月には監督にも就任したが、2020年からコーチを務めている。
契約を更新し、2022シーズンよりヘッドコーチに就任することとなった篠田氏は「来シーズンも引き続き清水エスパルスのコーチとして全力を尽くしたいと思います。チームが一体感を持って試合に挑めるよう、サポートしていきます。皆さまの熱いご声援よろしくお願いします。一緒に喜びを分かち合いましょう!」とコメントしている。
加藤氏は1968年生まれの現在53歳。1995年に清水のジュニアユースコーチに就任後、ユースコーチやジュニアユース監督、ジュニアユーステクニカルダイレクターなどを歴任。2020年からはジュニアユースU−13監督を務めていた。
来シーズンからコーチに就任する加藤氏は「このたび、トップチームのコーチをさせていただきます加藤慎一郎です。93年から選手として、95年からアカデミーの指導者として人生の半分以上をエスパルスで過ごさせてもらってきました。少年時代から清水のサッカーに憧れ、清水でサッカーを学び、育った私にとって、エスパルスのトップチームに関わる責任の重さは計り知れません。すでに緊張感で一杯です。平岡監督のもと強いエスパルスを取り戻すために、今までエスパルスで培ったもの全てを出し切り、選手とスタッフを全力でサポートします。よろしくお願いいたします」とコメントしている。