試合延期が相次ぐも…プレミア、年末のスケジュールは予定通り決行へ

プレミアリーグは20日に行われたシェアホルダーによる会議の結果、現行スケジュールのまま進めていくことを確認したようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　プレミアリーグは新型コロナウイルスの影響を受け、第18節は全10試合のうち4試合の開催のみにとどまり、残る6試合は延期となった。

　開催されたチェルシー対ウルヴァーハンプトン（ウルヴス）でも、チェルシーは多くの感染者が見つかったため延期を要請したが、却下され、ベンチメンバーはわずか6人。GK2人、フィールドプレイヤー4人と苦しい状況で試合に臨んだ。

　26日に開催される第19節、28日から30日にかけて開催される第20節と年内に2試合のリーグ戦を残しており、社会情勢から延期の可能性も取りざたされていたが、予定されたスケジュールのまま進めていくことになったようだ。

　しかし、このままでは選手の負担も増えるなど問題はまだ山積しており、プレミアリーグの監督とキャプテンもそれぞれミーティングを行い今後について話し合う予定だという。

　プレミアリーグの延期を巡っては、その決定プロセスの透明性や基準が明らかにされていないことや、試合直前の決定になったことなどが批判の対象となっていた。