ドルトムントCEOのハンス・ヨアヒム・ヴァツケ氏は、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの去就について、ドイツ紙『ビルト』のインタビュー内で言及した。
今シーズンはケガに悩まされつつも、ブンデスリーガやチャンピオンズリーグなど公式戦16試合に出場し、19ゴール5アシストという圧倒的な数字を残している“怪物”ハーランド。移籍の噂が絶えない21歳の去就について、ドルトムントのCEOを務めるヴァツケ氏は質問を受けると、「私はどこに行ってもアーリング・ハーランドの話をされる」と冗談を交えつつ、引き抜きを目論むクラブなどについて口にした。
「私が知っているのは、レアル・マドリードが彼に非常に関心を抱いていることだ。だが他にも25クラブは挙げることができる」
「彼は去るかもしれないが、同じように残る可能性もある。数日前にはミーノ・ライオラ(ハーランドの代理人)と非常に良い会話をしたよ。その電話での会話はとても友好的なものだった。確実に、数週間以内にまた会談することになるだろうね」
「焦点は、ハーランドが総合的に成長することにある。レヴァンドフスキのときのように、彼がどこかでチャンピオンズリーグを制することがあれば、私は誇りに思うだろうね」
「個人的には、もう少し長くブンデスリーガにとどまるのが彼にとって良いと思っているよ。ライオラは賢いから、何をすべきかもう分かっていると思う」