躍進べティス、ペジェグリーニ監督と契約延長…2025年までの新契約締結

ベティスは21日、マヌエル・ペジェグリーニ監督との契約を延長したと発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

　ペジェグリーニ監督の現行契約は2023年6月末で満了を迎えるが、同監督の手腕に満足しているクラブは2025年までの新契約を提示。ペジェグリーニ監督が飲んだことでさらに2年間の延長が決まった。

　現在68歳のペジェグリーニ監督は、スパイクを脱いだ後ウニベルシダ・デ・チレで指導者キャリアをスタートし、その後チリのクラブの監督を歴任。アルゼンチンやエクアドルといった南米のクラブで指導し、2004年に欧州上陸を果たした。ビジャレアルで監督を務め、2009年にレアル・マドリードが招へい。その後はマラガ、マンチェスター・C、河北華夏幸福足球倶楽部を経てウェストハムに入団。2019年12月をもってロンドンを離れフリーとなっていた。

　そんなペジェグリーニ監督に白羽の矢が立ち、2020−21シーズンからベティスの指揮官に就任。一年目から6位で終えチームをヨーロッパリーグ（EL）出場に導くと、今シーズンはELとの二足のわらじながら、リーグ戦では3位、ELグループステージでもグループを2位で突破しプレーオフ進出を決めるなど、手腕を発揮している。