21日にセリエA第19節が行われ、ユヴェントスとカリアリが対戦した。
今季ここまでは調子が上がりきらないなか、前節はボローニャに勝利し、この一戦で連勝したいユヴェントス。エースのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラを負傷で欠いたまま、19戦1勝で下位に沈むカリアリをホームに迎えた。
最初に決定機を迎えたのはユヴェントス。10分、右サイドからフアン・クアドラードがピンポイントクロスを上げると、ゴール前のモイーズ・キーンが頭で合わせたもののこれはポストに弾かれる。スコア動かずに進んだ40分には、フェデリコ・ベルナルデスキが3人のマークを引き連れながら強引にシュート。ディフレクトしたボールをキーンが頭で上手くコースを変え、これでユヴェントスが先制ゴールを奪った。
ユヴェントスのリードで迎えた後半は、一転してカリアリがチャンスを迎える。60分、右サイドからラウル・ベラノーヴァが抜け出すと、折り返しにゴール前のダルベルトが合わせるもわずかに枠を捉えられず。68分には右サイドを崩すと、正確なクロスから最後はジョアン・ペドロがヘディングで狙ったが、これはGKヴォイチェフ・シュチェスニーがファインセーブで弾き出し、立て続けの決定機をモノにできない。
すると終盤に差し掛かった83分、ユヴェントスはパスカットからカウンターを仕掛けると、持ち運んだデヤン・クルゼフスキが左へ展開。パスを受けたベルナルデスキが左足を振り抜くと、ボールはサイドネットへと突き刺さって貴重な追加点となった。
試合はこのまま終了。ユヴェントスは前節に続くクリーンシートでの連勝で年内最終戦を飾った。
次節は年明けの1月6日、ユヴェントスはホームでナポリと、カリアリはアウェイでサンプドリアと対戦する。
【スコア】
ユヴェントス 2−0 カリアリ
【得点者】
1−0 40分 モイーズ・キーン(ユヴェントス)
2−0 83分 フェデリコ・ベルナルデスキ(ユヴェントス)