柏レイソルは23日、横浜FCへ期限付き移籍していたGK猿田遥己の、柏レイソル復帰が決定したことを発表した。
現在22歳の猿田は柏レイソルの育成組織出身で、2018シーズンにトップチーム昇格。その後、鹿児島ユナイテッドFC、ガンバ大阪でのプレーを経て、2021シーズンは横浜FCへ期限付き移籍で加入した。
猿田は約2年半ぶりの古巣復帰に際し、クラブ公式サイトでコメントを残している。
「このたび、期限付き移籍からレイソルに復帰することになりました。猿田です。約2年半レイソルを離れ、皆さんに期待を持ってもらいレイソルに戻ってくることが目標でした。この期間は上手くいくことばかりではなく、試合に出られなかったり、怪我でサッカーさえもできなかったりという時間もありました。自分のサッカー人生を左右する2年半だったと思います。再びサッカーをできる体に戻してくれたガンバ大阪と横浜FCのドクター、トレーナーの方々をはじめ、すべての人に本当に感謝しています。この恩返しはピッチでしかできないと思います。レイソルに帰ってきて一番大切なのは試合に出てレイソルに勝利をもたらすことだと思います。日々の練習から全力で取り組み、早くピッチに立てるように頑張ります。よろしくお願いします」
また、猿田は横浜FC退団に際し、クラブ公式サイトでコメントを残している。
「横浜FCのファン・サポーターの皆様、1年間ありがとうございました。下平前監督に声をかけてもらい、シーズン初めはリハビリという形で加入しましたが、復帰がうまくいかず1年を通して試合に出場することができなかったことが自分の中で1番悔いが残る部分です。横浜FCは降格となってしまいましたが、残った選手のみんななら1年でJ1に復帰できると信じています。自分は違うチームに行きますが、しっかり結果を残して、また皆さんに元気な姿を見せられるように頑張ります。ありがとうございました」