『義実家での夕食のメニューがとんかつでした。「わ! 揚げ物は久しぶり! ○子は揚げ物つくらないもんね!」と旦那。すると義母から「あら、○子さんは揚げ物をするのが嫌いなのねー。でもそんなに面倒でもないわよ?」と言われました。揚げ物が難しいわけではないのですが、後片付けも大変ですし、油をたくさん使うので作ることに抵抗があります。以前旦那に「私は揚げ物はあんまり作りたくないの!」と言ったことがよほど印象に残っていたのかもしれませんが、なんだか言い方にもトゲがありました。なんだか「揚げ物を作る人は偉い!」みたいな雰囲気になって、とても悔しかったです。毎日美味しいものを作ろうとお料理を頑張っていたのに、やる気がなくなりました』
普段家で食べないとんかつが出てきたことが嬉しくて、つい義母に“余計な一言”を言ってしまった旦那さん。投稿者さんは旦那さんの態度にも、義母が言ったセリフにもなんだか納得できずにいます。なぜなら……
揚げ物程度で私を下に見てくる人たち
『旦那が私のことを話した途端、義母が得意げに言ってきたんです。私が言いたいのは、「揚げ物を作るくらいで威張らないで」ということ』旦那さんの言葉を受けて言った義母のセリフは、「まるで自分は揚げ物なんて簡単だけれども、あなたには難しいんでしょ?」と言わんばかりのもの。なんだかマウントをとられたような、上から目線の物言いをとても不快に感じたようですね。
他のママたちからは、旦那さんに問題があるとの指摘もあります。
『旦那も旦那。義実家でわざわざそんなことを言って義母になにか言わせるような真似するのもなんだかね』
『母親にいちいち言う旦那がありえないと思う』
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投稿者さんは後片付けの手間もありますが、油をたくさん使うことへの抵抗感から、揚げ物をしないようにしています。きっと家族の健康を考えてのことでしょう。しかし旦那さんや義母の心ない言葉で、料理や家事を全部否定されたような気持ちになってしまったのではないでしょうか。
旦那や義母にそこまで言われるなら揚げ物を出す?楽に出す方法は?
投稿者さんにも思うところはあるにせよ、今後も揚げ物が食卓に出ることがなければ、また同じようなことが起きるかもしれません。既に揚げ物の代わりに揚げ焼きで唐揚げやコロッケは作っているとのことですが、ほかにできる方法はあるのでしょうか?
揚げ物ができる家電を使う
『電気のフライヤーを買ったらどうでしょうか。油はフライヤーに入れたまま。衣もバッター液(揚げ物を作るときに使う、小麦粉、卵、水で作る衣の生地)とパン粉だけです』揚げるときにたくさんの油を使うことに抵抗があるならば、油をあまり使わない調理家電を使うのも手です。使った油をそのまま保管しておけるタイプにすれば、後片付けの手間もかなり軽減されそうです。
惣菜を買ってくる
自分で揚げ物を作らずに、スーパーやコンビニなどで売られているお惣菜を活用してはどうでしょうか。自宅で温めるだけなので、揚げた後の片付けは必要ありません。
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お惣菜の種類も豊富なので、食べたいものを選んでもらうのもよさそうですね。
「揚げ物苦手だから」と開き直ったっていい
『旦那さんは単に揚げ物が出てきて嬉しかっただけじゃないのかな?』
『揚げ物したくないけど子どものためなら作る。旦那のためなら買ってくる』ある意味開き直りと言えますが、「私は揚げ物を作るのが苦手」とはっきり言うのは、筆者の実感としてそんなに悪いことばかりではないものです。お惣菜の良さを家族に知ってもらえれば、家族は「自分たちが食べたいものを用意してくれた」と思ってくれるでしょうし、投稿者さんも家で揚げ物を作らなくて済むかもしれません。
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文・こもも 編集・清見朱里 イラスト・はなめがね