浦和、琉球からDF知念哲矢が完全移籍加入「魂込めて、熱く闘います」

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2021年12月25日 16:38  サッカーキング

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浦和に完全移籍した知念哲矢(#15) [写真]=鈴木颯太朗
DF知念哲矢が、FC琉球から浦和レッズへ完全移籍した。25日に両クラブが発表している。

 現在24歳の知念は左利きのセンターバック。沖縄県那覇市出身で、長崎総合科学大学附属高等学校、近畿大学を経て、2020年より琉球でプレーしていた。2021シーズンの明治安田生命J2リーグでは27試合に出場した。

 知念は加入に際し、浦和のクラブ公式サイトを通じて次のようにコメント。意気込みを示した。

「浦和レッズに関わる全てのみなさん、このたびFC琉球から加入することになりました知念哲矢です。小さいころから好きだった浦和レッズというクラブに加入することができ、とてもうれしく思います。浦和レッズの勝利、タイトル獲得のために自分の持っている全てのものを捧げたいと思い決断しました。レッズのために闘ってきた偉大な先輩方の名に恥じぬよう、そして、数々の功績を塗り替えられるように、魂込めて、熱く闘います。よろしくお願いします」

 また、退団する琉球のクラブ公式サイトでは次のようにコメントし、クラブ関係者やファン・サポーターへの感謝を綴った。

「この度FC琉球から浦和レッズに移籍する事になりました。まず初めにプロサッカー選手のキャリアをFC琉球というクラブでスタート出来たことを凄く誇りに思います。僕自身、沖縄県出身の選手ということもあり1年目からサッカーでも、私生活の部分でも周りの方々に助けられる事が多く、沖縄の方々の温かさを凄く感じる事ができました」

「チームメイトの皆にはとても可愛がって貰いました。サッカー選手として右も左もわからない僕を皆は背中で示してくれました。チームメイトのお陰でこのFC琉球に在籍した2年間でサッカーもそうですが一番は人間として本当に大きく成長できたと思います。皆と一緒にサッカーできたことが僕の誇りです。皆の事が本当に大好きです」

「監督やコーチ、トレーナー、スタッフ、マネージャーの皆さん。頼りない僕を全力でサポートして頂き、本当に感謝しています。皆さんのお陰で毎試合、毎試合100%の状態で挑む事ができました」

「また、サッカー選手として生活していく中で、僕達サッカー選手はサッカーだけやれば良いわけじゃないと感じました。色々な方に夢を与えたり、生活の一部に楽しみを作る事だったり、サッカーをしている子供達の目標になったりなど、サッカーを通して沢山与えられる事があると実感しました。それは琉球を支えて下さっているスポンサーの方々や、サポートして頂いている方々のお陰で気付くことができました。コロナの影響もあり中々行動に制限がありましたが、これから少しずつでも実現できればと思っています」

「サポーター、ファンの皆様。冒頭でも言いましたが、入団当初からウチナーンチュという事で、とても温かいご声援や、メッセージなど沢山頂きました。プロ生活で壁にぶつかった時もものすごく救われました。コロナの影響でホーム戦は無観客なのに、アウェイは有観客の試合が続いた時は、皆様の応援のありがたみを痛いほど実感しました」

「この2年間僕に関わってくれた皆様には、数えきれない程の愛情を貰いました。サッカー選手として、人としてもっと大きくなって愛情を注いでくれた方々に必ず恩返しします。どこに行っても、今までの気持ちを忘れずに熱く強く戦ってきます!!」

「この2年間得たものは一生大事にしていきます。口下手で僕の思いがちゃんと伝わったかはわかりませんが、沖縄のみんなが大好きです。もっともっと大きくなってきます!! 2年間ありがとうございました!!行ってきます!」

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