サナエにメッセージの返信をすると「ピーンポーン」とインターホンが鳴った。誰だ? こんな夜中に……。サナエか? いや、実家にいるって連絡きたばっかりだし。そう思っていると。
真夜中、とてつもないシュウヤの泣き声で俺は目を覚ました。リビングへ行くと両親があたふたしながらあやしていた。
泣き叫ぶシュウヤの身体を拭いてオムツを替えたり、着替えさせたり、あやしたり………。こんなにも面倒くさいものなのか……。両親も俺も満身創痍だ……。やっぱりサナエがいないとダメだ。両親も同じことを思っていたようで、サナエに帰ってきてほしいという気持ちがヒシヒシと伝わってきた。
【第10話】に続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・荻野実紀子
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