契約延長交渉が難航…インテル、MFブロゾヴィッチとの交渉に期限設定へ

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2021年12月28日 02:54  サッカーキング

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ブロゾヴィッチの行先は… [写真]=Getty Images
インテルはクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチとの契約延長交渉に期限を設けたようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 現在29歳のブロゾヴィッチはディナモ・ザグレブから2015年にインテルに加入。2018年にはFIFAワールドカップの準優勝も経験した同選手は。昨シーズンのスクデット獲得にも大きく貢献した。今シーズンもここまで公式戦25試合に出場し1得点2アシストを記録している。

 現行契約が2022年6月末で満了する同選手をめぐっては多くのクラブが関心を示していると報じられていたが、インテルはブロゾヴィッチの引き留めに奔走している模様。代理人を介し数カ月にわたって話し合いを行ってきたが、いまだまとまってはいないという。

 同紙によるとインテルは最新のオファーで現行の給与に150万ユーロ(約2億円)を上乗せした年俸550万ユーロ(約7億1500万円)に出来高をつけた提示をしたが、ブロゾヴィッチ側は700万ユーロ(約9億1000万円)を要求しており、両者の溝は埋まっていないようだ。

 この状況を長引かせないためインテルは期限を設定したという。ブロゾヴィッチは現行契約満了が迫っており他クラブとの交渉ができるようになるためインテルは1月末で交渉を打ち切る構えを見せているという。 

 同選手を巡ってはリヴァプールやレアル・マドリードのほか、買収が成功したニューカッスルなど多くのクラブが興味を示しているとみられており、放出となれば獲得レースは必至となりそうだ。

 

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