<お風呂でスマホ>【後編】スマホルールを破る思春期の子ども。ルール改正のポイントは?

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2022年01月01日 22:21  ママスタセレクト

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前回からの続き。スマホは22時まで、お風呂場での使用は禁止。そのようなルール決めをしているはずなのに、こっそりと23時半にお風呂にスマホを持ち込む娘さん。何を言っても反抗的な態度の娘さんに悩む投稿者さんは、どう対応するべきかをママたちに相談したいようです。しかしママたちの声のなかには、お風呂場でのスマホ使用も「アリ」と考えるものもあったのです。
※以降の記述は、お風呂場での使用が禁止されていないスマホが前提になっています。
※お風呂場で充電しながらのスマホ使用は、事故が起こる可能性があるため行わないでください。

安全に気を配れば、お風呂場でスマホを使ってもいいのでは?


『ゆっくり半身浴をしながら、お風呂のフタにタオルを敷いて、スマホ置いてボーッと動画を観たり音楽聴いたりするって結構幸せな時間だよ。娘さんのリラックスタイム、尊重してあげてほしいな』
『今どきの子は、お風呂にスマホを持って入ってYouTubeを見るとかって普通なんじゃない?』
『私自身、長風呂のときにスマホで映画を見ながらとか、ストレッチ動画を見ながら入ることがある。危ないからお風呂にスマホの持ち込みはダメって言うよりも、何をしたら危険かとか、どうしたら安全かを教えたほうが今後のためだと思うけどな』
防水加工がなされていて、メーカーでも特にお風呂場での使用を禁止していないスマホなのであれば、安全面はクリアできそうです。お湯に浸かって何も考えずぼ〜っとできることが理想的な状態かもしれませんが、長湯って暇だと感じる人もいるのかもしれませんよね。筆者もそうです(笑)。

あまり厳しくすると反発されることも

『そんなに制限をしていると、隠れて悪いことをする子になるよ』
『風呂スマホ禁止っていう投稿者さんの言うことは正論だけど、中3娘なんて何言っても聞かないよ』
思春期特有の親への反発・反抗期などもあるのかもしれませんね。このような時期は、子どもの意見を聞かずに強引にルールを押し付けてしまうと反発される可能性もあります。

投稿者さんのお子さんは、普段から親が何を言っても聞く耳を持たないタイプで、反論がスゴイそうです。お子さんの性格を考えると、あまり厳しくしすぎても投稿者さんが疲れるだけかもしれませんね。

成績次第でルール緩和をしてみる

『成績がいいから他人様に迷惑をかけないようなことは緩くしてある。成績が悪いなら許可しないよ』
『成績が悪くなければいいんじゃない?』
スマホ使用など親子でルール決めをするときは、学校の勉強や部活動、家の手伝いなどの生活態度を考慮してルールの緩和を検討することは悪くない案ですよね。
成績以外でルール緩和をしたい場合は、部活動や家の手伝いなどを提示し、クリアできた日はOKなど交渉してみてもいいかもしれませんね。

最終手段としてどうしてもダメなら実力行使


『親をナメているね。風呂に持ち込んだら有無を言わさず家のWi-Fiを切るとかしていいよ。それでも親の言うことを聞かないなら、スマホを止めるとかもアリかも』
『自分でスマホ代を支払えない間は屁理屈も何もないよ』
『生意気すぎる。うちでそんな口を利いたら、スマホは即解約だわ』
どこまで効果があるかはわかりませんが、心を鬼にしてルール違反をするわが子と向き合うこともときには必要なのかもしれません。しかしあまりやりすぎて親子関係にヒビが入るようなことだけは気をつけたいものですね。

何が許容できて何がダメなのか、とことん話しあってみては?

『こういったことから、物事の分別が付いたり生活のメリハリやマナーが身に付いたりするんだと思うけどな。何とかしたいね』
『スマホは風呂からあがってするものっていうのは誰が決めたのか。本当に一般的なルールなのか。お風呂にテレビを設置している家があるけど、テレビはいいのになぜスマホがダメなのか。最低でもこの2つの疑問に反論できないと論破されてしまうと思われます』
お風呂スマホの賛否は各ご家庭で判断がわかれるようですね。許可していても制限があるケースもありました。ですから、よそはよそ、うちはうちの考えでルール決めをしても問題はないのかもしれません。

中学生ということなら、22時以降のスマホ使用を禁止するとしても、お子さん任せにしないことも検討してみてはいかがでしょう。スマホのフィルター機能で使用時間帯の制限ができるものもありますし、22時になったらママがスマホを預かることもできそうですよね。

お風呂でのスマホを一切禁止するのであれば、親は相応の理由をきちんと用意してから、もう一度お子さんと話し合ってみてください。譲れないことがあるのであれば、たとえお子さんが論破しようとしてきても、揺るがない姿勢を貫きましょう!

お子さんには、ルールを変えたいのであれば屁理屈ではなく、親が納得するだけの材料を用意して、説得や交渉を行うよう促してみてはいかがですか? こうすることで、平行線になり解決が難しい親子の問題も、解決へと進んでいけるかもしれませんね。

文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ イラスト・わたなべこ

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