モナコは1月1日、グレミオからブラジル人DFヴァンデルソンが完全移籍で加入することを発表した。契約期間は2027年6月30日までとなる。
ヴァンデルソンの獲得にはブレントフォードやアーセナル、ミランなども関心を示していたが、モナコが争奪戦を制して逸材を迎え入れた。フランスメディア『RMC』などによると、移籍金はおよそ1200万ユーロ(約15億6000万円)となる模様だ。
現在20歳のヴァンデルソンは右サイドバックを本職としており、非凡な攻撃センスからカフー氏やダニエウ・アウヴェス(現バルセロナ)とも比較されている。2018年からグレミオの下部組織に所属し、2020年12月にデビューを果たした。2021シーズンはグレミオが17年ぶりに2部へと降格したが、ヴァンデルソン自身は公式戦52試合の出場で4ゴール3アシストを記録するなど一躍ブレイクを果たしていた。
ヴァンデルソンは加入に際し、モナコのクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「リーグ・アンの歴史あるクラブであり、ヨーロッパでも重要な位置を占めるモナコに加入することができて、とても嬉しく思っている。多くのブラジル人が輝いてきたクラブでもある。素晴らしいプロジェクトに参加する機会を得ることができ、とてもうれしく思っている。僕を信頼してくれたクラブと、ここまでともに走ってくれたグレミオに感謝したい。できるだけ早くチームに溶け込み、自分の良さを発揮できるよう努力するよ」
𝑽𝒂𝒏𝒅𝒆𝒓𝒔𝒐𝒏 est Monégasque 👑🇲🇨#WelcomeVanderson pic.twitter.com/sX2Uo5zvxz— AS Monaco 🇲🇨 (@AS_Monaco) January 1, 2022