高川学園が劇的勝利でベスト8進出！…終了間際の決勝弾で仙台育英を破る

第100回全国高校サッカー選手権大会の3回戦が2日に行われ、高川学園（山口）と仙台育英（宮城）が対戦した。

　3年連続出場の高川学園と5年連続出場の仙台育英が激突。高川学園は19分にMF林晴己が距離のあるところから狙い、仙台育英も31分にMF島野怜がミドルシュートを放ったが、どちらも得点には結びつかない。高川学園は40分、世界的に話題となった“グルグル円陣作戦”を使ったCKを見せたが、これは不発に終わった。

　前半はスコアレスのまま折り返し、後半もこう着状態が続いたが、終了間際の後半アディショナルタイムに試合が動いた。高川学園は左CKのこぼれ球をMF西澤和哉がダイレクトボレーで叩き込み、劇的決勝ゴール。高川学園が仙台育英との接戦を制し、ベスト8進出を決めた。

　高川学園は4日の準々決勝で桐光学園（神奈川）と対戦する。

【スコア】
高川学園　1−0　仙台育英

【得点者】
1−0　80＋3分　西澤和哉（高川学園）