アルビレックス新潟は3日、MF高木善朗、FW鈴木孝司と2022シーズンの契約更新に合意したことを発表した。
現在29歳の高木は兄・俊幸(ジェフユナイテッド千葉)、弟・大輔(レノファ山口FC)の3兄弟の次男。東京ヴェルディの育成組織出身で、2010年にデビューを飾った。2011年夏にユトレヒト(オランダ)へと完全移籍し、2013年12月までプレーした。その後は清水エスパルスでもプレーし、2015年夏には東京Vへと復帰。2018シーズンに新潟へ完全移籍加入した。
同選手は2021シーズン、明治安田生命J2リーグの全42試合に出場し、キャリアハイの10得点をマークした。昨年4月には2・3月度の明治安田生命J2リーグKONAMI月間MVPを受賞した。
現在33歳の鈴木は2012年に法政大からFC町田ゼルビアに加入。7年在籍した同クラブでエースとして活躍し、FC琉球やセレッソ大阪でもプレーした。2021シーズンから新潟に所属している。今季は明治安田生命J2リーグの33試合に出場し、9得点をマークした。
両選手は発表に際し、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
■高木
「今シーズンもアルビレックス新潟の一員として、J1昇格という目標を達成するために戦います」
「特に昨シーズンの後半戦は、自分のパフォーマンスとチームの結果が比例し、勝利から遠ざかってしまったと責任を感じています。自身にかかる期待に応えることができなかったとも思っています。昨シーズンの反省を踏まえると、自分がより高いパフォーマンスを発揮しなければJ1昇格はできません。今シーズンはより自分に厳しく、J1昇格のために日々のトレーニングから積み上げていきます」
「今年こそ、サポーターの皆さんや新潟県民の皆さんのご期待に応えられるように全力を尽くします。温かい応援をよろしくお願いいたします」
■鈴木
「今年もアルビレックス新潟で戦う覚悟を決めました」
「昨年は、期待して迎えていただいたのにも関わらず、なかなか結果を出せなかったため『僕が結果を出していれば昇格できたかもしれない』、そう思う日もあり、苦しい1年でした」
「もっともっとゴールを決めたい、勝利をつかみたい、そして、昇格という形でアルビレックス新潟の仲間やサポーターの皆さんと喜びあいたい。その気持ちでいっぱいです。僕はまだまだやります!」
「スタジアムに僕の名前の横断幕を飾ってもらえるように(笑)、頑張っていきますので、よろしくお願いします!」