栃木退団の上田康太、JFL昇格のクリアソン新宿に加入「このクラブの力になりたい」

JFLのCriacao Shinjuku（クリアソン新宿）は3日、栃木SCに所属していたMF上田康太が2022シーズンより加入することをクラブ公式サイトで発表した。

　現在35歳の上田はジュビロ磐田の育成組織出身で、2005年にトップチーム昇格。大宮アルディージャやファジアーノ岡山などでもプレーした。2021シーズンから栃木でプレーしていたが、契約満了に伴い、先日に退団が発表されていた。

　J1リーグ通算203試合10得点、J2リーグ通算194試合15得点、Jリーグカップ通算43試合2得点、天皇杯通算22試合3得点を記録している。

　なお、上田の新天地となるクリアソン新宿は2021シーズン、関東サッカーリーグ1部と全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2021を制覇。FC刈谷との入れ替え戦を制し、クラブ史上初のJFL昇格を果たした。

　同選手は発表に際し、クリアソン新宿のクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。

「クリアソン新宿に関わるすべての皆様。初めまして、上田康太と申します。クリアソン新宿が目指すもの『サッカーを通じて、世の中に感動を創造し続ける存在でありたい』という考え方に共感し、このクラブの力になりたいと、強く思いました。今まで感じることができなかったような、周りの方々との強いつながりや感動を求めて、どんなことにもチャレンジしていきたいと思います」

「会社、クラブの素晴らしい仲間や応援してくださる方々と、共に高みを目指していけることが楽しみで仕方がありません。いろいろな方に力を借りながら、選手としても人としても成長していきたいと思います。そして、今まで応援し続けてくれた方々にも喜んでいただけるよう、全力で取り組んでいきます。どうぞよろしくお願いいたします」