フィオレンティーナは3日、リールからフランス代表FWジョナタン・イコネが完全移籍で加入することを発表した。
リールは昨年12月31日の時点ですでに移籍合意を発表していたが、冬の移籍市場がオープンした3日にフィオレンティーナからも移籍が正式に発表された。イタリアメディア『スカイスポーツ』によると、移籍金は1400万ユーロ(約18億円)+ボーナスとなる模様。また、フィオレンティーナが将来的にイコネを転売する場合、その移籍金の15パーセントをリールが受け取る契約になっているようだ。
Jonathan Ikoné è un nuovo calciatore viola 🤝#ForzaViola 💜 #Fiorentina #ACFFiorentina #Ikone— ACF Fiorentina (@acffiorentina) January 3, 2022
現在23歳のイコネは右ウイングを主戦場とする左利きのアタッカー。2010年からパリ・サンジェルマン(PSG)の下部組織に在籍し、2016年9月にトップチームデビューを飾った。PSGでは出場機会に恵まれず、2016−17シーズン後半と17−18シーズンはモンペリエへと期限付き移籍。2018年夏にリールへと完全移籍した。
リールでは公式戦通算150試合の出場で16ゴール27アシストを記録。2020−21シーズンにはリーグ・アン優勝に貢献した。
フランス代表では各世代別のカテゴリーで活躍。2019年9月にA代表デビューを飾り、4試合1得点を記録している。