アストン・ヴィラを率いるスティーブン・ジェラード監督が、バルセロナに所属するブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョについて言及した。イギリスメディア『BBC』が6日にコメントを伝えている。
コウチーニョは今シーズン、リーグ戦での先発出場は5回に留まっており、今月中の退団が噂されている。そこで複数クラブがコウチーニョ獲得に関心を示していると報じられ、その中でも有力視されるのがアストン・ヴィラとされる。
現在アストン・ヴィラで指揮官を務めるジェラード監督は、現役時代の2013年から2015年にかけてコウチーニョと共にリヴァプールでプレーしており、加入が噂されている。
ジェラード監督はコウチーニョについて「私は彼に信じられないほど尊敬の念を持っている。特別なサッカー選手でなければ『魔術師』というニックネームは得られないと思う」と評価。
「彼はバルセロナで2度のリーグ優勝と2度の国王杯優勝を経験している。彼のウィキペディアを見れば、どこへ行っても優勝しているのが分かる。彼は代表でも63キャップを獲得しているし、バルセロナでもリヴァプールでも信じられないほどだった」
ジェラード監督は「だから多くのクラブが興味を示している理由は理解できる」と話す一方で「彼はバルセロナに所属している選手なので、私は憶測で何かを言いたくない」と述べている。