リヴァプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが進まない契約延長交渉について言及した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在29歳のサラーは2017年にローマからリヴァプールに加入。その傑出した得点力でリヴァプールをけん引し、クラブにチャンピオンズリーグ(CL)やプレミアリーグなどのタイトルをもたらした。
サラーは契約満了が近づいてきており、リヴァプールとは契約延長交渉に入っているようだ。これは選手も認めるところであり、先日リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督は「我々は話し合いを続けている」として「モー(サラーの愛称)は大丈夫だ。もちろん私も大丈夫」と楽観的にとらえていることを明かしていた。
2年連続のリーグ得点王に輝くなどその能力は一級品。新契約締結に当たってサラーは正当な評価を求めていると報じられていたが、今回同選手は『GQ』のインタビューで延長交渉についてコメント。残留を希望していることを明かしつつ、クラブ次第だと語った。
「残りたいがそれは僕の手の中にない。彼ら次第だ。彼らは僕の要望を聞いたし、僕もクレイジーなことを求めているつもりはないよ。誰かが何かを求めた時に、その要求に応えることができる人がいる。そしてクラブのためにしてきた人がいるならばそれは認められるべきだと思う」
「僕はここにきてもうすぐ5年になる。クラブのことは良く知っているし、ファンを愛している。ファンから受ける愛も感じているんだ。経営陣には状況を伝えてあるし、彼ら次第だ」