トッテナム、MFリンガードの代理人と接触か…マンUとの契約は残り半年

トッテナムが、マンチェスター・Uに所属するイングランド代表MFジェシー・リンガードの獲得に関心を示しているようだ。11日、イギリスメディア『Football London』が報じた。

　リンガードはマンチェスター・Uとの現行契約が今シーズン限りで満了を迎えるため、他クラブとの事前契約締結が可能となっている。ウェストハムやニューカッスルなども獲得に関心を示すなか、「トッテナムが同選手の代理人と接触した」と同メディアは伝えている。

　タンギ・エンドンベレやデレ・アリ、ステーフェン・ベルフワインらに退団の可能性があるトッテナムにとっては貴重なユーティリティプレイヤーとなり、ホームグロウン枠も満たせるリンガード。今夏にフリートランスファーで獲得可能となるが、マンチェスター・Uが望めば、移籍金が発生する1月中に取引が行われる可能性もあるようだ。

　現在29歳のリンガードは2000年からマンチェスター・Uの下部組織に在籍し、2014年8月にトップチームデビューを飾った。近年は出場機会を失っており、昨シーズン後半はウェストハムへと期限付き移籍。16試合で9ゴール5アシストの活躍を見せ、イングランド代表に返り咲いた。

　しかし、マンチェスター・Uに復帰した今シーズンは、先発出場はカップ戦での2試合にとどまっている。また、ラルフ・ラングニック暫定監督就任後はリーグ戦でまだ出場がない。