バイエルンは12日、フランス代表FWキングスレイ・コマンとの契約を2027年6月30日まで延長したことを発表した。
前回の契約が2023年6月30日までだったコマンは、給与をめぐりバイエルンとの契約延長交渉が難航しているとも伝えられていた。プレミアリーグのクラブなどが獲得に関心を示していたが、結局は5年半の長期契約にサイン。ドイツ誌『Kicker』によると、新契約により、コマンは大幅な昇給を果たすことになるようだ。
現在25歳のコマンはパリ・サンジェルマン(PSG)の下部組織出身。ユヴェントスを経て、2015年夏からバイエルンでプレーしている。加入後は度重なるケガに悩まされているものの、公式戦通算217試合に出場して46ゴール52アシストを記録。2019−20シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝では、古巣PSG相手に決勝点を挙げて優勝に大きく貢献した。
発表に際し、コマンはバイエルンのクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「バイエルンは世界最高のクラブの1つだ。このクラブにはまだ多くの可能性や大きな目標があると思うし、とても幸せだよ。2015年からこのクラブにいるけど、まるで大きな家族のように感じている。ここではすべてが完璧だ」
「サッカー選手としてのピークはまだ先にあるけど、その時をバイエルンで過ごせることを嬉しく思っている。僕の最大の目標は、チャンピオンズリーグを再び制覇することだ」
#MiaSanMia 🔴⚪️#King2027 #FCBayern pic.twitter.com/7kSAOCIAuI— FC Bayern München (@FCBayern) January 12, 2022