カラバオ・カップ準決勝セカンドレグが12日に行われ、トッテナムとチェルシーが対戦した。
6日に行われたファーストレグではチェルシーが2−0で完封勝利。2点のリードを持ってトッテナムのホームに乗り込む。
先手を取ったのは18分のチェルシー。コーナーキックのチャンスから、相手GKが弾けなかったボールをアントニオ・リュディガーが流し込んでチェルシーが先制に成功した。
トッテナムは23分にGKピエルルイジ・ゴッリーニがセーブで汚名を返上。31分、32分には立て続けにチャンスを迎えるがゴールとはならない。
39分にはトッテナムがPKを獲得したかに思われたが、VARの介入でフリーキックへと修正。ジオヴァニ・ロ・チェルソのFKは壁に阻まれてしまう。
決勝進出のために4点以上ほしいトッテナムは56分にもPK獲得の笛が鳴る。しかし再び判定は覆り、同点弾には及ばなかった。
さらに63分、トッテナムはハリー・ケインがゴールネットを揺らす。しかしGKが飛び出していたことによりVARの介入でオフサイドの判定。ゴールは認められなかった。
6分のアディショナルタイムの末試合は終了し、チェルシーが1−0で勝利。2試合合計では3−0とし、カラバオ杯決勝へと駒を進めた。決勝戦では、リヴァプールとアーセナルの勝者とタイトルを争う。
【スコア】
トッテナム 0−1(2試合合計:0−3) チェルシー
【得点者】
0−1 18分 アントニオ・リュディガー(チェルシー)