ヴィラ移籍確実のディニュ、SNSでエヴァトニアンに別れ「こんな形で終わるとは…」

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2022年01月13日 17:16  サッカーキング

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ディニュ [写真]=Getty Images
エヴァートンからの退団が決定的なフランス代表DFリュカ・ディニュが、自身の公式Instagram(lucasdigne)で同クラブのサポーターに別れを告げた。

 現在28歳のディニュは2018年8月にバルセロナからエヴァートンへと完全移籍。左サイドバックの絶対的なスタメンとして公式戦通算127試合に出場してきた。しかし、今季からチームを率いるラファエル・ベニテス監督との間に確執が生じ、出場は昨年12月1日のプレミアリーグ第14節リヴァプール戦が最後となっている。

 そんな同選手は今冬の移籍市場でアストン・ヴィラへの移籍が確実とされている。イギリスメディア『スカイスポーツ』などによると、移籍金2500万ポンド(約39億円)の取引となり、まもなく移籍が正式に発表される見通しだ。

 ディニュは12日に自身の公式Instagramを更新。次のようなメッセージでエヴァートンサポーターに別れを告げた。

「青色の3年半をありがとう。エヴァトニアンのみんなは初日から、たくさんの温かい気持ちで僕を受け入れてくれた。そのことをずっと感謝し続けるだろう。僕はエヴァートンファミリーの一員であることがとても大好きだ。ピッチ内外でファンに恩返しをするために、いつも一生懸命に働いてきた。ファンと選手の一体感も大好きだった」

「たった1年前、新しい契約にサインをした。僕はこのクラブに長くとどまり、自分が信じているクラブのため、開発やプロジェクトのため、そして熱狂的なファンのためにすべてを捧げるという野望を持っていた。僕の夢は、クラブが本来あるべき場所に戻るのを助けることだった。いくつかの試合でキャプテンの腕章を巻いたことは、常に僕の誇りだった」

「何事にも終わりがある。ただ、こんな形で終わるとは思ってもいなかった。この1カ月で起こったこと、そして僕について言われたことを考えると、とても悲しくなる。だけど、僕は誰とも舌戦を繰り広げるつもりはない。クラブもファンもそんなことをする資格はないし、正直なところ、僕自身もそんなことをする資格はないと思っている。エヴァートンには、自分のためだけでなく、このクラブのためにベストを尽くそうとする、善良で礼儀正しい人たちがたくさんいる。彼らの成功を祈っている」

「すべての素晴らしい、誇り高く、情熱的な真のエヴァトニアンのみんな、ありがとう。クラブは選手や監督ではなく、ファンに属している。僕がどこに行こうとも、みんなの存在は僕の心の中に残り続ける」

 また、ディニュはメッセージを次のように締めくくり、ベニテス監督への“捨て台詞”を残した。

「美しい愛の関係を破壊するのは、時に外から来た一人の人間だけで事足りる。エヴァートンとエヴァトニアンに幸あれ」

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